ギターが奏でる情感溢れる、ナポレターナ名曲集!
DEDICATO ALLA MIA AMATA NAPOLI「ナポリ、想いあふれて」サンテ・トゥルジ (Sante Tursi)
2019年:ナポリ録音
アルバム解説(山岸伸一・サンテ・トゥルジ)、曲解説(山岸伸一)、ナポリに関するフォトエッセイ(篠利幸)付き
「ナポリの美しさは、あらゆる描写を超えている」これはゲーテの言葉です。
少なくとも一生に一度はナポリを訪れよ。ナポリを見ずしてナポリを語ることは不可能であることを言っています。
ナポリには、喜劇と悲劇、富と貧困、市民と貴族、オペラとナポレターナ、こうした一見矛盾したものが日常の中に色濃く存在しています。
そこで生まれたナポレターナにも、さまざまな人生のドラマが歌われています。
私はナポリとナポレターナを深く愛しており、その思いから今回のアルバム制作に至りました。
──サンテ・トゥルジ
マンドリン奏者のマウロ・スクイッランテと制作した「イタリアの四季シリーズ」四部作で、情感溢れる演奏を聴かせてくれた、
イタリアを代表するクラシックギタリスト、サンテ・トゥルジ。1990年の東京国際ギター・コンクールで優勝し、その実力と知名度を確かなものとし、
世界的にも高い評価を得ました。これまで3枚のアルバムをリリースし、今作が4作目となる本作品では収録曲21曲中、19曲がナポレターナです。
元々、ナポリとその音楽に深い関心と愛情を抱いていた事から、今作の制作に至りました。
サンテ・トゥルジの巧みな演奏が、「オー・ソレ・ミオ」「サンタ・ルチア」「フニクリ・フニクラ」「五月だった」などお馴染みのナポレターナに新たなる生命を与えています。
なお、収録の19曲のナポレターナは、4人のギタリストが編曲したスコアを元に演奏されています。
1人は、サンテ・トゥルジが若かりし頃ギターを学んだ、ベネズエラのクラシックギタリストのアリリオ・ディアスで、彼が編曲したナポレターナの楽譜集から10曲を演奏しています。
これは2016年に亡くなった、アリリオへのオマージュと言えます。ほかに、ローマ生まれのギタリストのマリオ・ガンジ、
プーリア生まれのクラシックギタリストのヴィート・ニコラ・パラディーゾ、そしてルイジ・モルレオがそれぞれ編曲したスコアが使われています。
ギターが奏でる、素晴らしきナポレターナ名曲集の誕生です。
■アーティストプロフィール
イタリアのプッリャ州の州都バーリの生まれ。セゴビア、東京、ドイツ、ポーランド、スペイン、ペルー、アルゼンチン、ルーマニア、チリ、イギリス、ロシア、
メキシコなど世界中でコンサート活動を行っている、イタリアを代表するギタリスト。1990年東京国際ギターコンクール優勝者として日本でも人気がある。
2018年には、「ナポリ・マンドリン・オーケストラ」のメンバーとして来日する。
また、マンドリン奏者のマウロ・スクイッランテとのデュオ作「イタリアの四季」シリーズ4部作でも好評を博す。
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