金融法に長く取り組んで来た著者による研究書。基本となる権利関係や責任についての考察をベースとして,デジタル化,国際化から生ずる先端的課題を論ずる。新たな法的問題を克服するための足がかりとなる珠玉の論文集。
第1章 金銭や証券の帰属
1 銀行倒産における取引相手方の権利保護のあり方について 2 電子社会と金融──ペーパレス化時代の私法理論試論 3 国際証券決済法制の展開と課題
第2章 金融取引における金融機関の責任
1 シンジケート・ローン取引における情報提供義務 2 利益相反 3 M&A取引における投資銀行の責任 4 デリバティブ商品の販売に関する法規制のあり方
第3章 テクノロジーと金融法
1 FinTech時代の金融法のあり方に関する序説的検討 2 暗号資産取引に関する法的規律の全体像 3 分散台帳技術と金融取引 4 ロボ・アドバイザーを巡る法的諸問題
第4章 国際的な課題
1 国際倒産と銀行倒産 2 銀行業務における国際的なリーガル・リスク 3 国際取引における利息 4 仮想通貨に関する国際的な法的問題に関する考察
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