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登山人口は年々増加の一途をたどり、いまや登山は老若男女を問わず楽しめる国民的スポーツになっています。いっぽう、登山人口の増加に比例して山岳事故も増えており、GWや夏期のハイシーズンには、事故のニュースを目にしない日はありません。安全な登山技術の普及が喫緊の課題となっています。本書は、安全に楽しく登山をするために、運動生理学の見地から、疲れにくい歩き方、栄養補給の方法、日常でのトレーニング方法、デジタル機器やIT機器の効果的な使い方などをわかりやすく解説しています。さらに、豊富なコラムで楽しみながら知識が身につけられます。 目次 第1章 登山とはどのような運動か 第2章 山での疲れにくい歩き方 第3章 山での栄養補給の方法 第4章 環境の影響から身体を守る 第5章 山で起こる身体のトラブルを防ぐ 第6章 体力トレーニングの考え方と方法 第7章 登山計画の立案と身体面の準備 第8章 安全登山の仕組みづくりとセルフチェック
レビュー(21件)
登山を科学的に分析している珍しい一冊で、体力配分や呼吸法、持久力の考え方など、理論に基づいたアプローチがとても参考になりました。趣味で登山をしている方には特に役立つ内容です。
面白い
面白い。登山について、エビデンスや研究の結果を掲載してくれている。文字を羅列されるよりもイメージしやすい。
身体の管理
今まで登山中にガス欠を起し年のせいと思っていたが、記録し問題点を明確にし負荷量を制御することで楽しい登山に出来る、目からウロコの一冊。
考えさせられました
山を楽しむためにウォーキングをやっていましたが、ウォーキングが山行きにはあまり役立たないことが良く分かった気がします。 来年もどこかには行くと思うので考え直してやってみようと思ってます。
懇切丁寧な説明で読みやすい
山に行きたくても不安がよぎる者にとって、山の素晴らしさばかりでなく、登山時に必要な事項や普段からの体調管理等わかりやすく解説してあり、大変参考になりました。まだ読み始めたばかりですがすいすい読み進められそうです。