翠が主役? と思わせるほど青山が目立っていた。本書は著者の音楽に対する造詣の深さを見せつける作品でもあった。菊川警部補がクラシック音楽好きという設定も意外(笑)。STの誰もが孤高の人なのだが、違う音の世界に住む翠の孤独を再認識させる筆致。最後に菊川と腕を組んでおでん屋へ向かう姿に、翠の安住の場所がSTであることが窺えた。,STメンバーのうち紅一点の結城翠の章 色と調査ファイルの4冊目 聴覚が優れてるからこその調査ファイル 日常、あれだけ色々と聞こえちゃうと辛いだろうな~ でもその特性で事件を解決に導くのはすごいです 緑(カラー)は翠 戦隊物のナントカみたいね,まだ、読んでませんが、今野敏の作品は、好きなので、楽しみです。,今野さんのシリーズはとても面白く、駅で降りるのも忘れるくらい夢中で読んでしまいます。通勤時にぴったりだと思います。,・一匹狼気取りの女性恐怖症、法医学担当の赤城。 ・恐ろしく嗅覚が発達している古武道の達人、第一科学担当の黒崎。 ・男でも見とれてしまうほどの美形、文書鑑定とプロファイリング担当の青山。 ・桁外れの聴覚の持ち主、開放的な服装で周囲を驚かす物理担当の翠。 ・曹洞宗の僧侶で現場に袈裟姿で現れる、第二科学担当の山吹。 5人の個性と、得意技が際立ってくる「色シリーズ」 STを見る他の捜査員の冷めた目、菊川警部補との確執、 5人を束ねる百合根キャップの自信のなさ、空回りの意欲、 そして、それらの中心にいながら意に介さず、我が道を行くSTメンバーたち。 それは、彼らの個性を表すと同時に、職業意識の違いを表してもいる。 勘と経験を頼りに、足で地道に捜査する刑事とは対照的に、 科学で理論を積み上げていくSTの調査。 それらが対を成して、事件解決に向かう様子が十分に堪能できる。
レビュー(71件)
翠が主役? と思わせるほど青山が目立っていた。本書は著者の音楽に対する造詣の深さを見せつける作品でもあった。菊川警部補がクラシック音楽好きという設定も意外(笑)。STの誰もが孤高の人なのだが、違う音の世界に住む翠の孤独を再認識させる筆致。最後に菊川と腕を組んでおでん屋へ向かう姿に、翠の安住の場所がSTであることが窺えた。
辛いだろうな
STメンバーのうち紅一点の結城翠の章 色と調査ファイルの4冊目 聴覚が優れてるからこその調査ファイル 日常、あれだけ色々と聞こえちゃうと辛いだろうな~ でもその特性で事件を解決に導くのはすごいです 緑(カラー)は翠 戦隊物のナントカみたいね
まだ、読んでませんが、今野敏の作品は、好きなので、楽しみです。
通勤に読んでいます。
今野さんのシリーズはとても面白く、駅で降りるのも忘れるくらい夢中で読んでしまいます。通勤時にぴったりだと思います。
5レンジャーの様な捜査員
・一匹狼気取りの女性恐怖症、法医学担当の赤城。 ・恐ろしく嗅覚が発達している古武道の達人、第一科学担当の黒崎。 ・男でも見とれてしまうほどの美形、文書鑑定とプロファイリング担当の青山。 ・桁外れの聴覚の持ち主、開放的な服装で周囲を驚かす物理担当の翠。 ・曹洞宗の僧侶で現場に袈裟姿で現れる、第二科学担当の山吹。 5人の個性と、得意技が際立ってくる「色シリーズ」 STを見る他の捜査員の冷めた目、菊川警部補との確執、 5人を束ねる百合根キャップの自信のなさ、空回りの意欲、 そして、それらの中心にいながら意に介さず、我が道を行くSTメンバーたち。 それは、彼らの個性を表すと同時に、職業意識の違いを表してもいる。 勘と経験を頼りに、足で地道に捜査する刑事とは対照的に、 科学で理論を積み上げていくSTの調査。 それらが対を成して、事件解決に向かう様子が十分に堪能できる。