教科書にはこう書いてあるけれども,実際のところはどうなのか? 実際にはとても重要な事柄なのに教科書には載っていないのはなぜか? 漢方診療の理論,診察・治療,経過観察,薬局での漢方,薬(生薬),医院経営,行政,教育・研修,海外事情など,多岐にわたる質問への答えを明示!
Q 漢方は用語,理論ともなじみにくい,中医学はなおさら思弁的すぎてこじつけに見える.本当のところはどうなのか?古い理論には間違いもあろう.現代医学を取り入れないのか?
Q 気とは結局何か?実在するのか?机上の空論ではないのか?気にはいろんな概念があるのか?
Q 気通じざればすなわち痛む:では理気すれば痛みは取れるのか?
Q 気虚があるのに気実がないのはなぜか?
Q 血は血液ではないのか?血虚と貧血はどう違うか?
Q 水は水分とは違うのか?また,水と津液とは違うのか?
Q 理気と行気.活血と行血.表現がなぜまちまちなのか.どちらが本当?
Q 五臓六腑で,なぜ臓器が5つで腑は6つなのか?臓腑は表裏をなすというが,腑がひとつ余るのか?
Q 肝は眼に,心は舌に,……腎は耳に開竅するというのは本当か?
Q 肝も心も精神状態に関連するが,どう違うのか?
Q 脾はなぜ現在の消化機能にも相当するのか?
Q 肺はなぜ皮膚機能を含むのか?
Q 五味のひとつ鹹は塩でないのはなぜか?
Q 小腸が水穀を分別して糞便と尿に分けるとはおかしいではないか?
Q 五行論で,肝の病が心に,心の病が脾に……であれば,結局どの臓を治しても治療効果がすべての臓に巡り巡って及ぶので,よいのではないか?
Q 陰陽とは結局なにか?
Q 虚実を判別すると言われるが,虚と実はどこが違うのか?何を根拠に?
Q 虚実は漢方と中医学とでどこが違うのか?なぜ漢方では実=体力がある,なのに中医学では邪気実,と違うのか.虚は同じか?
Q 陰・虚と陰虚は違う?虚寒証とは,陽虚による寒証なのか?体質が虚で寒いのか?
Q 熱というが,高熱ではない患者もいる.寒というが,それ程冷えていない患者もいる.何か変では?
Q 寒が極まって熱に化すとはインチキではないか,熱が極まったらどうなるのか?
Q 『素問』では,季節,時刻などを守って治療すべしとある.どこまで守るべきか?
Q 六経弁証では,寒邪を外感して太陽病となったあと,なぜ陽明病では熱化するのか.その後の陰病期では再度寒化するのか?
Q 汗吐下法は分かるが,和法とは何か?
Q 『傷寒論』では症状の変遷に日の記載があるが,あれは事実とは違うのではないか?
Q 病邪が項から入るというが何故?
Q 水毒では口渇がするのに,水を飲むと吐くのはなぜか?
Q 方証相対?えっ!薬と証が一致しているのか?
Q 漢方薬が体質に合っているとか合わないとか言うが,その根拠は?
Q 合うと思われる漢方薬を投与しても全く効かない患者がいるが,どういうことか?
Q 冷え症(性)の正体は?冷えのぼせの実態は?温度が実際に違う?
Q 画像診断は望診に入れてよいか?聴診は聞診にはいるか?血液検査の結果は四診のどれに入る?病理組織診断なども参考になるのか?こじつけではないのか?
Q 腹診の根拠は?解剖学的に説明がつくのか?
Q 腹診で医師の立つ位置は患者の左右どちらが正しい?
Q 腹筋運動で腹力UPするか.するならば元々の証と変わってくるがそれでもよいのか?運動で鍛えた腹筋と,腹直筋攣急の区別は?
Q 腹診は強く押せば何でも「圧痛陽性」になりはしないか?
Q 臍傍圧痛は右が大黄牡丹皮湯,左なら桃核承気湯や桂枝茯苓丸,というのは本当?臍傍圧痛は左が多い?
Q 経穴と腹部の圧痛点には関係があるのか?
Q 振水音は飲み物を摂った後で陽性になりやすいか?
Q 卵巣嚢腫や腹部大動脈瘤,胆石などがある患者の腹診はどうするのか?
Q 脈診はどの程度正確なのか,(医師間で)再現性があるのか?
Q 脈診に腕枕を使うべきか,医師が患者の手を把持すべきか.患者の腕はどの高さがよい?患者の腕は伸ばす?曲げる?臥位でやる脈診は?
Q 走ってきた患者に脈診すると意味があるのか?
Q 痩せた人の脈は浮,太った人は沈,になるはず.これも証と捉えるのか,肥満度合いを割り引いて考えるのか?小児の脈診はどうするのか?
Q 手を切断した人,腎の透析中で腕にループを作っている人の脈診はどうする?腹部の手術をした人の腹診はどうする?胃切除後の患者に胃内停水はないのか?
Q 舌苔とは何か?
Q 問診,望診,腹診ではお血だが,舌下静脈怒張していないこともあるか?
Q 多くの患者に歯痕がみられる.これは水毒(水滞・津液過多)の患者が多いと言うことなのか?
Q 腹診,脈診,舌診で,“時々刻々と変わるのは脈診“,“一番変化しにくい(所見として安定してとれる)のは腹診”,で正しいか.朝と夜とでは違う証になるのか?
Q 訴えと脈診,舌診の結果が合わないときはどうするか?
Q 現代医学の病名を弁証の参考にしないのか?
Q 漢方薬は長期的に飲むものだと思うが,効果発現までどれくらいかかるのか?
Q 初めの処方の安全な出し方は?
Q 漢方エキス剤は2つ以上を混ぜて処方してもよい?小柴胡湯合半夏厚朴湯が柴朴湯なら,前者2つのエキスを処方すればよいと思うが,駄目か?
Q 漢方薬は味も効果のうちと言うが,カプセル剤や錠剤では効果が落ちないのか?
Q 漢方患者は不定愁訴が多い.漢方の効果は実はプラセボ程度ではないのか?
Q 幻肢痛にはどう対処するのか?
Q 漢方薬は経口投与とある.胃切除,胃瘻造設した患者にも漢方治療はできるか?大建中湯を注腸したり,五苓散を坐薬で用いたりする医師がいると聞くが,効果は?そんなことができるのか?
Q 漢方治療はいつまで続けるのか?月経痛,冷え症(性)の人にとっては漢方は対症療法ではないか?
Q 黄連解毒湯や白虎加人参湯を使いすぎると冷えるというが本当か?大げさではないか?
Q 類似処方の鑑別について.十全大補湯と人参養栄湯は,中身が若干違うが適応症は全く同じ.本当に同じか?あるいは,実は違いが無視できる程度なのか?
Q 類似処方の鑑別について.皮膚疾患の治療における十味敗毒湯,消風散,荊芥連翹湯の使い分けが難しいが,どうすればよいのか?
Q 類似処方の鑑別について.例えば葛根湯と麻黄湯は体温何度で線をひく?
Q エキスは同じ名前でもメーカーによって中身が異なるのは本当か?エキスは同じ名前でもメーカーによって適応症,服用量などが異なるがなぜか?
Q あるメーカーは蒼朮,他者は白朮を良く使うが,違いは?
Q 桂枝茯苓丸は月経痛などの痛みに効くと言うが,駆お血剤ならどれも慢性疼痛に効くのか?
Q 補気剤には気が含まれているのか?補血剤には血が含まれているのか?現代医学的作用は?理気剤・活血剤の現代医学的作用は?
Q 補剤が邪に勢いを与えてしまうことはないのか.補剤でがん治療をすると,がんに栄養を与えてしまうことはないのか?
Q 滋陰剤が血糖を下げるといわれるが,陰とホルモンの関係は?補腎・補陰剤の代表・八味丸は「漢方のホルモン剤」といわれるが,ホルモン様作用があるのか?
Q 地黄は胃に触るのか.なぜか.蒲柳の質に当帰芍薬散,というが,胃弱で飲めない場合が却って多いのでは?
Q 頭痛を治す川きゅうで却って頭痛がする患者が結構いる,なぜか?
Q 五苓散証は湿(低気圧など)が接近すると分かるのはなぜ?
Q 古典に出てくる名医の口訣は本当に役に立つのか?
Q 問診でやたらと訴えが多い患者は加味逍遙散というのは正しいか?
Q 半夏厚朴湯,香蘇散,加味逍遙散,柴胡加竜骨牡蛎湯,桂枝加竜骨牡蛎湯,甘麦大棗湯など,精神神経系の処方の使い分けはどうすればよいか?
Q 小児の服用量の決め方は?
Q 乳幼児にどうやって薬を飲ませるのか?オブラートに包んでよいか.アイスやチョコレートに混ぜてよいか?
Q 漢方薬は通常の薬のようにdose-dependentに効果を発揮するものではないと言うが本当か?
Q 漢方薬は食前に服用するのか,現代薬と同じように食後に服用するのか?
Q エキス剤をお湯に溶かすとよいというが,本当か?そのまま水で飲むのと何が異なるのか?
Q 漢方薬は体上部に効かせるなら食後に,体下部に効かせるなら食前に服用すると聞いたが,本当か?根拠は?
Q 温熱薬は温服,寒涼薬は冷服,に意味はあるか?
Q 妊娠中,授乳中に飲んではいけない漢方薬はあるか?妊婦に附子剤は使えるか?小児に附子剤は使えるか?
Q 不妊症患者がやっと妊娠した.流産しないよう治療継続希望,しかし妊娠中は薬は危険という.どうする?
Q 乳児への漢方薬の経母乳投与の根拠は?これは医療として認められるのか?
Q 漢方エキスを入浴剤として処方することはできるか?
Q エキス剤から煎じ薬に切り替えるのは,どんなとき?(その逆も)
Q 煎じとエキスは結局どう違うのか?
Q 甘草は甘いが,血糖を下げるのか上げるのか?他に血糖を上下する生薬はあるのか.糖尿病のコントロールに用いたり,避けなければならない漢方薬は?
Q 甘草による偽アルドステロン症はどれくらいの頻度か.甘草1日5gを出しているが何ともない.カンゾウの副作用を言いすぎではないか.注意の少ない附子のほうがよほど危険ではないのか?
Q 黄ごんの副作用はどんなもの?頻度は?
Q 柴胡剤で間質性肺炎を治療し
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