堂場瞬一という作家の「これまで」と
「今」がまるごと詰まった一冊。(・・・・・・)間違いなく
堂場瞬一の里程標たる作品である。-大矢博子
死体で発見されたコンサルティング会社社員、そして消えた女性社員、同社の海外贈賄事件を内偵していた刑事の失踪。捜査を担当する所轄署刑事課長と大学ラグビーの花形選手だった同社社長は、かつて刑事とネタ元として信頼関係を築いていた。しかし今、社長は本社である商社役員の座を狙い、捜査にあたる刑事課長は署長への道を探っている。企業人と警察官、二人それぞれの正義とは ? 堂場瞬一の世界が濃密に凝縮された傑作。
レビュー(6件)
前半は、なぜかストーリーの焦点が絞りづらく、なかなか読み進みませんでしたが、後半になって急に展開のテンポがよくなったように感じられて、一気に読み終えました。 1冊の中に、いろんな要素が詰め込まれていて、堂場さんワールドを堪能しました。
ファンにはスポーツ・警察 両方楽しめます
やっと読み終えました。 作者は私と同じ歳。1963年生まれ 2000年デビュー 私が作者の作品を読み始めたのは、2010年「鳴沢了シリーズ」から。 今思えば、確かに作者も若かったし、私は「疾走感のある読み応え」が大好きだった。 それから12年。 円熟味を増した作者は登場人物も同じような年代になっている。 だからか、この小説は堂場ファン(スポーツ・警察)じっくり読む人には最適だと思う。 同じことを「あとがき」でも書かれている。 だがラスト60ページは、とても疾走感があった。読み応えがあった。