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今では、我々の生活に欠かすことのできない嗜好品となったコーヒー。その独特の香味はどのように生まれるのだろうか。自家焙煎店で培われた職人の技術と知恵を、科学の視点で徹底分析。味をコントロールし、自分好みのコーヒーを淹れる秘訣が見えてくる。科学論文に基づく知見を踏まえて、コーヒーのさまざまな謎に迫る! 今では、我々の生活に欠かすことのできない嗜好品となったコーヒー。 その独特の香味はどのように生まれるのだろうか。 自家焙煎店で培われた職人の技術と知恵を、科学の視点で徹底分析。味をコントロールし、自分好みのコーヒーを淹れる秘訣が見えてくる。 科学論文に基づく知見を踏まえて、コーヒーのさまざまな謎に迫る! はじめに 第1章 コーヒーってなんだろう? 第2章 コーヒーノキとコーヒー豆 第3章 コーヒーの歴史 第4章 コーヒーの「おいしさ」 第5章 おいしさを生み出すコーヒーの成分 第6章 焙煎の科学 第7章 コーヒーの抽出 第8章 コーヒーと健康 おわりに 参考文献
レビュー(64件)
発送が早くてびっくりです。ありがとうございました。
まあまあ
コーヒーの科学的な内容で書かれている.薬学専門の方であり,なるほどと思わせるところもある. どうせなら,総説のように記載した方がより徹底できた内容になるのだが.
深淵な理解で、コーヒーの味を向上
とにかく情報量が凄いです。水増しされた言葉の羅列でなく、情報を効率的に詰め込んだ文章で埋め尽くされています。科学的見地から、多面的かつとても詳しくコーヒーを解説していますが、コーヒーの歴史もおさらいできるようになっています。文系の方が全てを理解するには努力を要するかもしれませんが、頑張った後には、深淵な理解が待っています。
焙煎は化学反応
日頃、コーヒーを愛飲しているが、その味や店舗に関する情報はよく目にしてきたのだが、生物学的特性や歴史については知らないままだった。本書は、コーヒー豆がなるコーヒーノキの生物学的特徴にはじまり、精製、焙煎、抽出のプロセスを科学的に説明する。とくに焙煎プロセスは化学変化であり、香味や泡、色などが、全てこの工程で生成されるということを再認識した。自宅でできる焙煎や抽出のテクニックも織り交ぜられている。 全体を通して、コーヒーを科学的に知ることができ、とても勉強になった。 最後に、旦部さんが提示した「コーヒーとは何か」という問いかけに対し、私は「座右の飲み物」と答えたい。自宅でも職場でも、私のデスクには常にコーヒーが置かれている。
科学的な書物はこれ!
ブルーバックスの飲み物に関する本は、個人的には名作が多いです。その理由としては、やはり科学的に裏付けられたデータと他の本には載っていない情報があることです。理科好きな人で、コーヒーの科学的なうんちくを求める方はぜひ読んでほしい!でも、それをコーヒーを飲みに行った時にひけらかすと嫌がられますが・・・