本書は、二級建築士の二次試験で出題される鉄筋コンクリート造の製図試験用の参考書です。製図試験では、建物計画(エスキス)を行い、それを製図する事になります。本書では、エスキスの説明に焦点をあて、どのように進めれば上手くいくのか、またどんな知識が必要なのか、解説していきます。著者の経験を踏まえて、系統化した考え方を形にしています。本書の方法を全て習得してもよし、部分的に使える知識だけ習得してもよし、自由に使ってみて下さい。一つの方法論と考えて下さい。考え方としては、情報をゾーニング・動線と数字に分け、それぞれから分かってくるものを上手く使っていくものです。特に数字からわかるものは、ものすごく重要なものです。建築計画におけるゾーニング・動線と面積は、光と影みたいな一対の関係です。それが分かってくると計画の流れが明確にわかってきます。そこを意識して構成しています。エスキスそのものだけ取り上げたものです。エスキスの部分だけの参考書がほしいという人向きの一冊です。
本書の構成として以下の形になっています。気になる要素があるかどうか確認してみて下さい。
1. エスキスの基礎知識
1. エスキスのキーワード
2. 情報構成(4つの要素)
3. 敷地と道路
4. アプローチ
5. 敷地と外構計画
6. 敷地と建物の形状
7. 法規に関する事
2. 数字に関する事
敷地の数字(面積)について
1. 敷地
2. 計画範囲
建物の数字(面積)について
1. ラーメン構造・平面
2. グリッド一覧
3. 柱芯・壁芯
4. ラーメン構造・断面
5. アウトフレーム
6. 空間ボリューム
7. 1フロアの大きさ
3. ゾーニング・動線に関する事
敷地(ゾーニング・動線に関する内容)
1. 敷地へのアプローチ
建物(ゾーニング・動線に関する内容)
1. 住宅計画の基本
2. 廊下と階段と室計画
3. 階段・EV
4. エスキスの流れ
課題文の構成
エスキスの手順
1. 課題文の読み取り・整理
2. 情報整理・展開
3. 敷地計画(ゾーニング・動線情報)
4. 敷地計画(面積情報)
5. アウトフレームの想定
6. 立体計画(ゾーニング・動線情報)
7. 立体計画(面積情報)
8. 平面計画(ゾーニング・動線・グリッド)
9. チェック
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