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東京下町にひっそり立つ妖奇庵。 そこは妖人茶道家・洗足伊織の茶室だ。 《管狐》の夷、《小豆とぎ》のマメとともに、穏やかな日々を過ごす伊織のもとへ、 久しぶりに刑事の脇坂がやってきた。 元水泳選手であり、トラブルを抱えた妖人《河童》を連れて……。 ほか、青目と二人きりで密やかに過ごした時間が、 伊織視点、青目視点それぞれで綴られた物語も収録。 中村明日美子のコミックも収録した、真の完結巻! *妖奇庵夜話の「き」は王扁に奇です。 目次 千波万波 一 7 濤声 23 千波万波 二 29 河童 59 閑話種々 初回特典ペーパー掲載コミック集 159 あとがき 榎田ユウリ 216 中村明日美子 218
レビュー(22件)
きれいな状態で届きました。読むの楽しみです。
泣けました。大好きな作品です。
前巻で終了かと思ったら続きがあったとは!!!作者検索してたら偶然見つけて、慌てて購入&読了。これで終わりかと思うと寂しい~( ;∀;)ずっと続いてほしかった~
まさかの続編・最終巻。
前作が最終巻で「あ~終わっちゃった…」と思っていたら 真の最終巻が発売との事で即予約。 また、あの怖くて切ない、ちょっと笑えて、そして温かい世界観が 読めると発売日を楽しみにしていました。 物語の最初(一巻)で出ていた河童のその後が語られていて良かった。 中村明日美子さんのショートペーパーは読んだ事がある物が多かったが 一冊にまとめられてて読みやすい。 物語とお別れしたくない私としては、番外編も期待したいです。
ネタバレ含む
続きが出るとは思ってなかったので、『真の完結巻』に驚愕! 伊織と青目の二人で過ごした時間を知ることができました。作者様に感謝!!前巻で、伊織が青目に自分の眼球を与える衝撃のラスト!その後の二人が描かれています。伊織がかなり弱っていて、結構大変な日々だった…青目はあれで満足?したんですかね。伊織が光を失っても、『家族』のいる場所に戻ってきてくれて本当に良かったです。推しキャラの脇坂くんが苦労人になっててビックリしました。仕事はセーブして、また、妖奇庵に戻っておいで~