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この本は、マジカル・メソッド(魔法のような方法、と訳しておきます)と呼ばれるインド式計算法のかんたんな入門書です。本格的ではありますが、インドの計算法にはじめて触れる人や、算数・計算は久しぶりという人に楽しくスラスラ読んでもらえるように、できる限りわかりやすく書いてあります。数あるスキルの中から、「これはスゴイ!」と驚いてしまうスキルだけでなく、1回読んだだけですぐに使えるスキルを集めてあります。スキルの紹介だけではなく、どうしてそんなマジックのような方法が使えるのかを、ていねいに証明・解説しています。それによってインド式計算法のおもしろさを感じてもらえるようにしてあります。本書は体系的に作ってあります。第1章から順番に読み進めていくことで、無理なくスキルを身に付けていくことができます。それぞれのスキルごとに、ていねいな解説をつけてあります。
レビュー(59件)
薄いオレンジの文字が読みづらい
内容はとても良いと思います。 しかし、文字がとても読みづらいです。 黒と薄いオレンジの2色刷りなのですが、強調していると思われるオレンジ色の文字や記号がかなり見えづらいです。改善を望みます。
楽しいけれど実践向きではなかった
もう何年も前に「インド式計算法」に興味を持って本を購入したけど、ロクに読まずに手放してしまって。 仕事中、とっさに計算を迫られるシーンも多いので、今度こそ!と評判の良さそうなこちらを再挑戦1冊目に選びました。 「10の位がどちらも1の場合」「10の位がどちらも同じで1の位を足すと10になる場合」等々、あらゆるケースごとに異なる計算方法があって 何故そうなるのかを1つ1つ丁寧に解説してくれています。 読めばなるほどと思うのですが、実際、日常生活の中で計算式に遭遇するたび「この場合はこの法則が当てはまるから――」と思い出しながら実践するのは現実的ではなく (「どんな数字同士の掛け合わせでも使える計算方法」も出てきますが、これは紙に書かないとムリなので、日本式の筆算と大差ないです。) 簡単な足し算引き算は、幼少時から擦り込まれている算盤による暗算方法の方が私には速くて。 結論、個人的には実践向きではありませんでした。 こんな計算方法もあるんだ、と数学の奥深さを楽しむ目的で読む事にします。
ありがとうございました、また機会があればよろしくお願いします
インド式ってすごいらしい、覚えようと思う、と言う中3の息子に購入。私もだいぶ前に聞いたことがあり、気になっていたのですがもう私にはやる気は起きません…内緒で購入したので本を見つけた息子はテンション上がっていて私も嬉しかったです。とても楽しそうに読んでいます。学びが楽しいっていいですね。購入してよかったです。
頭の体操になる?
今更ですがすごく楽しく計算できます。できたら学生の頃に出会っていたかった。パズルのようで面白いです。