中部ヨークシャーの人里離れた谷間の小村エンスクーム。まるで時間の流れが止まったかのようなこの村へダルジール警視以下、部下のパスコーとウィールドがやってきたのは、若い駐在巡査の失踪事件を調べるためだった。しかし、この理想郷も俗世間とまったく無縁ではなかった。調べを進めるにつれて、大地主一家の家督相続問題、若い牧師をめぐる三角関係、小学校の存廃問題など、さまざまな問題が浮上。やがて、年に一度の村の祝宴の日、事件は流血の大惨事へと発展する。古き良き英国小説の伝統を今に受け継ぐ、ダルジール警視シリーズ第13作。
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