空を埋め尽くす銀色の重爆撃機B-29。米国工業力の象徴「超空の要塞」を撃墜する手段は陸軍の空対空特攻機による体当たりしかなかった。精密爆撃によって日本の軍事施設を滅殺しようとした米軍は、日本軍機の猛攻に阻まれ、ついに低高度からの無差別爆撃を開始する。高性能重爆に苦戦しながらも不屈の攻撃精神で向かってゆく日本陸軍戦闘機。突然現れた敵機に翼を折られ、墜落する「超空の要塞」…。B-29のクルーにとって、帝国本土爆撃は生きて帰ることをひたすら願う恐怖の任務だった!日本側から見た防空戦闘の記録・証言だけではなく、米軍搭乗員の日記、回想なども紹介し、攻撃する者と体当たりを受ける者という、両国の間に立った視点から本土防空戦を客観的に記述する。
レビュー(3件)
詳細がわかり満足
B-29との陸軍戦闘機体当たり攻撃については新聞で目にしたことがありますが日米双方の詳細が記された本書は優良書とも言うべき本だと思いました。 7年前に出版され2400円(税抜き)という価格はリーズナブルとは言えませんが内容の質からすると妥当かもしれません。
過酷な運命
性能に劣る日本陸軍戦闘機を駆って、B29の大編隊へ向っていったパイロットの過酷な運命を日米双方の記録で知る事が出来ます。日本本土防空戦に興味がある人は必読だと思います。