- 24
- 4.48
多くの投資家は”当てよう”という努力に相当なエネルギーを消費している。その膨大なエネルギーを”投資技術の習得”に向けたならば、短期間に見ちがえるほどの進歩を示すに違いない。 ところが、技術に目を向けるには投資家自身の自覚が必要である。それができないために、多くの投資家は一生を”当て屋”のまま、成功を夢見ながら、手にすることなしに終わる。あまりにも惜しいことである。著者が30年間も売買を続け、苦しんで得た貴重な結論を余さず公開。 <b>第1部 研究と試行錯誤</b> 1 初心者の幸運とスターリン暴落 2 銘柄の限定 3 努力は自分自身で 4 実技の質が問題 5 ”当て屋”から脱皮せよ 6 実行意欲をもて 7 分割売買の基準 8 相場師に見栄は不要 9 一発必中は必敗の法 10 理論より実践面 <b>第2部 売買の定石</b> 1 売買するための道具 2 自己改造法 3 本格的売買への切替え 4 抽象的相場論を排せ 5 技術の向上 6 ツナギ売り開始 7 売り乗せ 8 本玉と増し玉 9 利益確保とツナギ <b>第3部 売買技法の上達</b> 1 売買の区切り 2 ツナギの技法 3 グラフと場帖 4 タイミングの狂い 5 基本の次の段階 6 乗せは逆張り 7 満足する売買 8 受入れ態勢 9 根の玉 <b>第4部 建て玉の操作</b> 1 大波と小波 2 売買における短所と長所 3 悪手を避ける 4 ポジションを作るには 5 区切りのつけかた 6 「取れる」ように取る 7 本玉維持のツナギ 8 読者は理想の相場師に 9 株式売買三十年の結論
レビュー(24件)
私は楽しかった
立花さんの波乱の人生がよくわかりました。 奥様の支えもあり、相場で生き残れたのではないかなと思いました。株式トレードで悩んでいる方や、その事は何かと疑問に感じた時や壁にぶち当たったときにはぜひ読んで欲しい本です。
おすすめされて
株式投資はじめたくて知人に相談したら、こちらの本を薦められて購入しました。 また読み始めたばかりですが為になりそうな
キーワードは「分割売買」
「・・・極端にいえば、どんな売買でも分割売買であればよいのです。・・・」この本の要旨はここに集約されていると思います。「上げ下げの値幅を取るための売買」にはもちろん、(著者は危険と指摘する)株式分割を見込んだ「成長株の長期投資」にも応用がきく知恵を、この本は教えてくれます。
勉強になります
ある方から進められましたが、昔の小説を読んでいるような感覚になります。 たまに意味不明な単語は出てきますがお勧めです
ある人に『とにかく読んでみろ!』と言われて買いました。 プロになれますかね。