ブッダの言葉を現代に忠実に伝える『スッタ・ニパータ』をもとに、スリランカ仏教界の長老が上座仏教のエッセンスを語ります。蛇の猛毒のごとき「怒り」を瞬時に消し去り、蓮の生命力のごとき「欲望」を根こそぎにするにはーー。本書では「蛇の章」に収められた17の偈文を読み解きながら、「悟りへの道」を説き明かします。
【1】怒りという猛毒を瞬時に消す(第一偈)
【2】蓮のごとき「欲」を根こそぎにする(第二偈)
【3】考えも感情もすべて涸らし尽くす(第三偈)
【4】判断・比較・評価する心を破壊する(第四偈)
【5】生きる意味を探しても得られない(第五偈)
【6】「ああではないか、こうではないか」と思う気持ちをなくす(第六偈)
【7】すべての言葉も考えも焼き尽くす(第七偈)
【8】感受して作り上げた主観を乗り越える(第八偈)
【9】すべては流れて変化しているだけ(第九偈)
【10】行き過ぎることもなく、止まることもなく(第十偈から第十三偈)
【11】カチンとくる心、気になる心を殲滅する(第十四偈)
【12】「もう一度やり直したい」という心残りをなくす(第十五偈)
【13】世俗の義務感・責任感という「傷」をなくす(第十六偈)
【14】欲を捨て、概念や推測する気持ちも捨てる(第十七偈)
レビュー(6件)
ちょっと難しいかも
最近アルボムッレさんが書いた本をいろいろと読んでいます。もちろん解説は入りますが、お釈迦様の言葉をそのまま翻訳したものを読めるのが魅力です。昔の教えは語り継がれる中で、いろんな人の主観が入り込むものだと思います。無駄なものが添加されていない、お釈迦様の言葉に近いもを読めるのはテーラワーダ仏教ならではだと思います。この本は私にとってはちょっと難しかったのですが、何度も読みんでいこうと思います。
「怒らないこと」に書かれてある世界観が、もっと深く書かれていると思いました。 自分で自分を傷つけないよう、ここに書かれたエッセンスが身につけられるようになるといいな~ 何度も繰り返し読みたい本の1つになりました。