本書は、管理会計職業に先行する財務会計職業の発展を分析し、会計の制度的確立の過程を検証。この制度的確立過程は、管理会計成立の制度的基礎を準備しているからである。また、管理会計は、「理念としての科学的管理」と「技術としての原価計算」とに立脚していると考えているので、管理会計の理念的基礎としての科学的管理の発展と、管理会計の計算的基礎としての原価計算の発展を確認する。第1次世界大戦後のイギリス原価計算が、アメリカから導入されたものであって、当時のイギリス人には新鮮に受け止められていたことも明らかにした。
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