文化心理学への招待
: ヤーン・ヴァルシナー/サトウ タツヤ(佐藤 達哉)/滑田 明暢/土元 哲平/宮下 太陽
記号の本質や人々と記号との関わりを探究し、記号を媒介とした人間の未来志向的かつ動態的な発達を描くことを目指す「文化心理学」について解説した書。
人間の精神における文化的な複雑性に焦点を当て、従来の心理学の公理的基盤に挑戦する。
また、質的研究法の一つであるTEA(複線径路等至性アプローチ)に関わる重要な概念も解説される。
本書で扱う記号論的動態性の文化心理学は、再現性問題などで揺れる心理学の世界に突破口をもたらす可能性を秘めている。
原書名:An Invitation to Cultural Psychology
日本語版への序
監訳者まえがき
序 文
はじめに なぜ文化心理学なのか?:人間性を意味づける
第1章 文化というレンズを通じた人間体験:新しい鍵となる心理学へのいざない
第2章 文化とは何か?:そして、なぜ人間の心理学は文化的である必要があるのか?
第3章 心を社会的に共同構築する:交感を超えて
第4章 境界上の文化的プロセス:構築的な内化と外化
第5章 私たち自身を創造する:記号、神話、抵抗
第6章 記号の諸階層:その構築、使用、そして破壊
第7章 文化は対象を通してどのように作られるか
第8章 環境を文化化していく:意味づけによる過剰決定
第9章 社会の質感を一緒に紡ぐ:行為の中の個人的文化と集合的文化
第10章 組織子としての記号:緊張の維持と革新
エピローグ 文化の普遍性の科学としての文化心理学
原 注
訳 注
引用文献
索 引
【監訳者】
サトウ タツヤ
滑田 明暢
土元 哲平
宮下 太陽
【訳 者】
土元 哲平[日本語版への序、第6章、第7章、第8章]
伴野 崇生[序文、はじめに、第1章]
上川 多恵子[第2章]
田中 千尋[第3章]
卒田 卓也[第4章]
宮下 太陽[第5章、第8章、第10章、エピローグ]
小澤 伊久美[第8章]
横山 直子[第9章]
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