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純金融資産1億円以上を保有する層はわずかに思えるが、実際は国内で世帯主100人の内2?3人の割合で存在する。元証券マンで3万人以上の顧客を担当した著者によると、こうした「億り人」は、その大半が相続や一攫千金で財産を得たわけではない、ごく普通のビジネスパーソンなのだという。資産一億円をつくった人の思考・習慣・行動を分析すると、以下の3点が共通点として挙げられる。1. 給与天引きでお金をため、残りの額で生活する2. 保険には一切入らない3. 投資は「長期、ゆっくり」。市場暴落時をチャンスと捉え、買い増すどれも再現性が高く誰にでもできる方法だ。「億り人」は自己分析力が高く、合理的な判断ができる人たちなのだともいえる。当事者のインタビューも交えて、一生困らない資産形成術を伝授する!<目次>第1章:「億り人」とはどんな人たち?第2章: 億り人の思考と行動第3章: 投資のパターン第4章:「となりの億り人」インタビュー第5章:「億り人」素朴な疑問Q&A
レビュー(24件)
すごくおもしろい
内容がおもしろく、自分にとってプラスとなる本でした。
読みやすい。
元は、証券マンとのことで、 語りかけが大変上手であるとの印象です。 また、「億り人」の印象を著者の印象で語っています。 「成金」とは異なります。 FIREとも被っている箇所が多数、あります。 そして、お勧めの書籍も載っています。
日本人の億り人の共通点が確認できます。結論としては、「節約して貯金をし、優良な商品に投資を行う」という多くの本と同じ結論に至ります。やはり地道な方法で多くの人が経済的な自由を手にしているようです。 日本人のFIRE本としては穂高さんの「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法」が挙げられます。その他の日本人でFIREを達成した人はどうなのか?再現性の良い方法やマインドを本書で知ることができます。 平均給料がここ20年上がっていない日本でも、資産を増やしFIREできた人がいることは、希望といえると思います。