とても切ないお話でした。最後にハッピーエンドでよかった。できればその後を詳しく読みたいなと思いました。,新聞記者シリーズですね。お馴染みの人物が脇役で登場していて、うれしいプレゼントでした。久々の一穂さん本領発揮のお話で、安心しました。こういう話をもっと書いてほしいです。 泣かせるシーンは、どっぷり泣かせていただきました。,内部告発の情報提供者である望を守るために、新聞記者の冬悟は彼との連絡を一切断たねばならなくなります。それを予測して望は冬悟に一度だけ抱いてくれとすがり、「きょうのことは絶対忘れないから」と告げて去ります。冬悟の方は後になってから、何故望が抱いてくれとせがんだのか知るわけでとても切ないです。 望の「人生半分もう終わったようなもの、好きな人はいるけどもう会えないし、それ以外の可能性には意味がない」という覚悟に泣きたくなりました。 17年後、すべてが過去になった後、二人は偶然から再会し、お互いが17年間忘れられなかったことを知ります。17年二人の気持ちがかわらなかったことに、もう、感動です。17年たって、やっと結ばれて。 この、新聞社シリーズ?は、いつも何かしら新聞記者の実態を明かしてくれて、私は大好きです。又、書いてほしいですね。
レビュー(15件)
とても切ないお話でした。最後にハッピーエンドでよかった。できればその後を詳しく読みたいなと思いました。
社会派BL
新聞記者シリーズですね。お馴染みの人物が脇役で登場していて、うれしいプレゼントでした。久々の一穂さん本領発揮のお話で、安心しました。こういう話をもっと書いてほしいです。 泣かせるシーンは、どっぷり泣かせていただきました。
17年たっても「忘れられない」
内部告発の情報提供者である望を守るために、新聞記者の冬悟は彼との連絡を一切断たねばならなくなります。それを予測して望は冬悟に一度だけ抱いてくれとすがり、「きょうのことは絶対忘れないから」と告げて去ります。冬悟の方は後になってから、何故望が抱いてくれとせがんだのか知るわけでとても切ないです。 望の「人生半分もう終わったようなもの、好きな人はいるけどもう会えないし、それ以外の可能性には意味がない」という覚悟に泣きたくなりました。 17年後、すべてが過去になった後、二人は偶然から再会し、お互いが17年間忘れられなかったことを知ります。17年二人の気持ちがかわらなかったことに、もう、感動です。17年たって、やっと結ばれて。 この、新聞社シリーズ?は、いつも何かしら新聞記者の実態を明かしてくれて、私は大好きです。又、書いてほしいですね。