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人生観が変わる…裕仁青年、20歳の外遊! 時は大正。 20歳の誕生日を船内で迎えた裕仁(ひろひと)青年は いよいよヨーロッパへと上陸するーー! イギリス、スコットランド、フランス、ベルギー、イタリア。 当時、世界の最先端であったであろう国々は 極東の小国からやって来た20歳の皇太子を いかなるスタンスで出迎えたのか。 一方、青年不在の日本。 日に日に深刻さを増す大正天皇のご病状。 そして青年を摂政に据えるべく動いていた 時の総理・原敬の支持率も 見る影もないほどの下降線を辿っており…!? 後年、彼の人が 「もっとも楽しい時であった」と語ったとされる欧州外遊。 その一部始終を自由な描写で綴る最新刊登場。 【編集担当からのおすすめ情報】 国民の不満が高まり、就任当初の勢いを完全に失いつつある 「平民宰相」原敬。 そして宮内大臣が覚悟を固めるほど 回復の兆しが見えない大正天皇のご様子。 そんな日本国内の状況とは対照的に、 初めての土地、初めて接する人々から 目からウロコが落ちるような衝撃を矢継ぎ早に浴び 「自らが何者であるのか」を客観的に学び取ってゆく 裕仁(ひろひと)青年。 陰と陽とが複雑に絡み合い、彼の人の行く末をも 暗示するかのようなヨーロッパの旅ーー 新たな時代を迎えた今こそ是非! 読み応えある巻となっております!
レビュー(24件)
洋行中の様子が細かく描かれていて、且つ皇太子殿下のお人柄が良く現れていたと思う。
最も尊敬する人物の物語で、能條氏の画法が素晴らしいですね。
4巻が発売されるのを待ってました 時代を感じます
漫画だからこそ
あまり普段は皇室関係に興味を持っていない自分ですが、漫画だと気軽に読めるので1巻から買い続けています。 特に英国での交流シーンは興味深い。 能條純一さんの漫画描写は、忠実かつ敬意を持って表現していて良いなと思います。 皇室信仰も右翼的な思想も一切持っていない自分でも、【税金】で実在した人物を貶める作品を展示するのは不快に感じます。そんな事を思いながら若き日の昭和天皇物語を読みました。
楽しいです。
ビックコミックオジニナルを見てて、集約本も買いました。