【記憶から念いへの成長を描く、フィロソフィカルファンタジー作品】忙しない日々の中にあるほんのひとときの休日を過ごしている啓之は、心のどこかで「自分自身の人生がまるで判を押したようなものになっている」ように感じていた。また、煮え切らない小説家としての活動と忙しない会社員生活との狭間でまさに今『人生の岐路に立っている』ような気がしていた。そんな中、どこからともなく聞こえてくる「僕は今後、どんな人生を生きていくのだろうか?」といった問いかけの声と、「Nostalgia(ノスタルジア)」というギターインストルメンタルに誘われて、彼はハートの奥深いところで入り口の扉を開けたまま、ひっそりと佇んでいるノスタルジアな世界に引き込まれていった。ここから【記憶】と【念い】を探る旅が始まる。
レビュー(0件)