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11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられた ヴァイキングにより戦火にまみれていた。 その中に、父親を殺され、復讐のため戦場 を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。 彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、 生きるために戦った。だが、イングランド 王位をめぐる争いの中でアシェラッドは 不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、 奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでも なお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。 心休まる日はいつ訪れるのか。 ”本当の戦士”の物語が紡がれていく。 北人(ノルマンニ) ここではないどこか 海の果ての果て 解かれ得ぬ鎖 戦鬼(トロル) (巻末おまけ)特別編 ヴァイキングッ娘猛将伝『ユルヴァちゃん』
レビュー(97件)
がっかり!
新品で全巻揃えようと、まず1巻から、と思って購入しましたが、なんと!! 帯がついていなかったんです! そういえば、この商品の画像に帯がついていないけれど、 一番上にあったところでポチッたのが悪いのかもしれないけれど、 まさか、新品に帯がついていないとは!! そのことを伝えてもなしのつぶて。 二度と、ここでは、買いたくありません。こんなことは初めてで、がっかりです。 レビューではじめて不満の星一つを付けました!ほんとに新品?
TVでカッコよさそうなCMを流していたので購入。CMで得た「バイキングの話」くらいの予備知識で読みはじめましたが、かなり面白いです。 時代は11世紀初頭。第一巻冒頭からフランク王国での戦いから始まっており、北~西ヨーロッパに広く活動した史実に近いバイキングもの、という印象を受けます。 タイトルの「ヴィンランド」とは第一巻の真ん中あたり、ある人の話に出てくる島(大陸??)のことで、詳細は不明。 最新刊まで読んでネットで情報収拾したところ、登場人物の多くが実在の人物だったことが判明、「ヴィンランド」についても実在の場所らしく、今後の展開が楽しみです。 実在の人物といえば、第3巻後半から出てくる、性別がイマイチはっきりしないクヌート殿下(デンマーク王子??)のお祖父様のハーラル一世が、ノルウェーとデンマークを無血統合した凄いお方。青歯王とも呼ばれたこの方こそ、「いろんなものを(平和的に)繋ぐ」無線通信規格「Bluetooth」の元ネタとなった人で、そうと分かると何となく親近感が湧いてきたりします。 さて、本作の見どころは戦争シーンが生々しいこと。特に刃物の扱いや関節技の描写が本格的です。マンガやアニメに出てくる刃物使いは、逆手に持つのがお約束となってますね。で、そのほとんどが非現実的なものなので、せっかく盛り上がるシーンなのに醒めてしまうことが少なくありません。 しかし、私の拙い経験をもとに書いて恐縮ですが、この作品では逆手に持って扱うシーンでも違和感がほとんどありません。関節技をかけた時の間接などの位置や角度も正確ですし、指関節を取っているシーンなどが地味に描かれていたりすると、読んでいる私が「痛テテテテッ」となってしまいます。(笑) 作者はなにか武道的なものをされてるのかなー。 こんな経験はシドニアの騎士を読んで以来二回目ですね。 なお、戦争や奴隷の存在する世界なので、第一巻から楽しくない描写が出てきます。そういうのに弱い方は纏め買いをお勧めしません。(最近、そんなマンガばかり読んでるなー)
「プラネテス」がとても良い作品でしたので、こちらも期待して購入しました、絵が丁寧すぎて迫力にかけるところもありますが、物語は興味深いです。続きが楽しみです。
全巻買う手始めに
この作者が受賞した講談社漫画賞のパーティーで作者の心意気に感動したので、以前知人から借りて読んで感動したこの本を全巻買うことで作者にぜひとも利益を!!ということでまずは1巻を買いました。
合わなかった
友達が大好きなようで、レビュー等を読んでから期待して買いましたが、私にはハマリませんでした。2巻、3巻読んだら好きになれるのかどうか…。うーん、今のところ、続きを読みたいとは思えません。残念。