遺伝子操作技術が普及してからわずか20年の間に遺伝子科学は目覚ましい進歩を遂げ、遺伝子の発現調節機構が詳細に解明されてきた。それに伴い、 遺伝子は様々な分野で利用されるようになったが、悪用される危険もはらんでおり、市民一人ひとりが遺伝子科学を理解する必要がある。
本書は、遺伝情報から体ができあがるまでの仕組みから、最新のゲノムテクノロジーの原理と応用まで、図を多く取り入れて解説した遺伝子科学の入門書である。常識として納得していることに疑問を呈することで、あいまいに受け入れていた知識を、より明解に理解できるように工夫した。
1.遺伝子
2.遺伝情報の文字と読みとり装置
3.遺伝情報の複製機構
4.遺伝情報の内容
5.遺伝子の転写調節機構
6.転写後の遺伝子発現調節
7.遺伝情報の損傷と修復
8.体づくりにかかわる遺伝子
9.DNA再編成
10.がんと遺伝子
11.ゲノムの進化
12.遺伝子操作
13.遺伝子の応用
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