【輸入盤】交響曲第3番『オルガン付き』、ピアノ協奏曲第4番 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル、ジャン=フランソワ・エッセール、ダニ
威圧感、重苦しさ無縁の爽やかなサン=サーンス『オルガン付き』
ロト&レ・シエクルのサン=サーンス、再発盤の登場です。サン=サーンスの交響曲第3番は名作の誉れ高いものですが、物々しく演奏されるのが常でした。しかし作曲者サン=サーンス本来の資質は軽妙でオシャレ、威圧感や重苦しさとは無縁のはず。フランソワ=グザヴィエ・ロトが古楽器オーケストラ「レ・シエクル」を指揮したこの演奏はそうした疑念を解消するもので、古楽器による同曲のCDもこれが初めて。物々しさや重苦しさは姿を消し、テンポも早めで、オルガンも荘厳というより、そよそよと風が吹くような爽やかさ。これぞサン=サーンスが思い描いた響き、とまさに目から鱗が落ちる思いがします。
オルガンを受け持つのはフランソワ=グザヴィエの実父で有名なオルガニスト、ダニエル・ロト。パリのサン=シュルピス教会の名器が素晴らしい響きを聴かせてくれます。
カップリングはこれもシリアスな曲調で名高いピアノ協奏曲第4番。ジャン=フランソワ・エッセールが1874年製のエラールのフォルテピアノでいとも見事に披露。まるで古典派協奏曲のようなたたずまいとなっています。(輸入元情報)
【収録情報】
サン=サーンス:
1. 交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』
2. ピアノ協奏曲第4番ハ短調 Op.44
ダニエル・ロト(オルガン:1)
ジャン=フランソワ・エッセール(フォルテピアノ:2)
レ・シエクル
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
録音時期:2010年5月16日(1) 6月16日(2)
録音場所:パリ、サン=シュルピス教会(1) オペラ・コミック(2)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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