「日本人が覚醒するにはアメリカ神話の虚飾を剝がす必要がある!!!」
ワシントンの走狗として日本を壊す「親米保守」が奉じるアメリカの正体とは?
アメリカの近現代史を再検証する渡辺惣樹と、アメリカの闇を発信するジェイソン・モーガン。
日米2人の歴史修正主義者が作られたアメリカ神話の“虚飾”を剝がし、日本人のアメリカ認識を根底からひっくり返す。
◎本書の内容◎
●第一章 ふたつの敗戦国が暴いたアメリカの正体
●第二章 世界史に混乱をまき散らす“ピューリタン帝国”
●第三章 “捏造神話”の人工国家は歴史が弱点
●第四章 ネオコン+親米保守が日本を滅ぼす
●第五章 日本人が知らない残酷な「ブラックビジネス」
●第六章 ディープステート解体はローマの歴史を見習え
渡辺惣樹氏のあとがきより
モーガンさんは、日本に暮らしてアメリカの醜悪な姿を見た。だからこそアメリカの醜さに気づかず、己のポジションと日本版軍産複合体の傘の下で、無邪気に親米を気取る、メディアに登場する日本人「知識人」が許せない。そうした人物を名指して批判する。彼の論争チャレンジにを応えようとする「知識人」は今のところいない。彼らはおそらくダンマリを決め込むだろう。
モーガンさんは経済学の専門家ではないが、ハイエクやミーゼスに代表されるオーストリア学派の主張を理解している。大きな政府は必ず悪さをすると訴えたハイエクらの警告通りに、その醜悪な姿をアメリカは今、世界に晒している。
モーガンさんは、そんな祖国アメリカに強く絶望する。しかし私は多くのアメリカ国民が、モーガンさんの悲しみの本質を理解できるようになってきたと楽観的である。アメリカ一極主義外交に邁進する民主党への激しい国民の怒りに私は些かの希望を見るからである。
二〇二四年十一月の大統領選挙戦前にこの対談が実現したことを喜びたい。多くの読者が本書を通じて、アメリカの今の分裂の真の理由を理解するだろう。そして同時に本書は、アメリカのこれからを大きく左右する大統領選挙戦の観察と、その結果を解釈するための良きガイドブックになるに違いない。
レビュー(3件)
アメリカ人からの観た日本の評価など新しい視点で驚いています。満足度1位を越えています。
アメリカの歴史はつくられたもの。一部の組織が、アメリカ国民を搾取している。また、人を躊躇なく殺すことができる人たちであることがわかった。現在の歴史教育は、アメリカも日本も一部の人に都合がいいように真実でないことを教えているので、洗脳されないように注意が必要である。テレビ・新聞もプロパガンダなので、一生懸命拡散しようとしているニュースの裏を考える必要がある。誰が得するのか?何を隠蔽しようとしているのか?戦前は、日本には優秀な情報収集機関があったが、いまは骨抜きにされている現実を改めて考えさせられた。少しでもこのような情報から覚醒する日本人が生まれてくることを期待する。