ノヴァーリスを中心とするドイツ・ロマン主義の作家の活動を「感性の復権」と位置付け、現代におけるロマン主義的感性論を再評価。
序:「世界のロマン化」とロマン主義的感性論
第1章:「触覚という活動的感覚ーポエジー」-ノヴァーリスにおける感性論の展開
第2章:ノヴァーリスの自然科学研究における「霊的現在」
第3章:「一冊の本を聖書に高めること」-聖書計画としての『一般草稿』
第4章:「仲介者」としての「詩的国家」-『信仰と愛』における「身体」としての国家
第5章:「第三の要素」としての宗教ー『ヨーロッパ』における宗教哲学
第6章:「戦争は地上になくてはならない」-ノヴァーリスの戦争表象
第7章:「小説は生を扱いー生を記述する」-ノヴァーリスの小説理論
第8章:「自然学の根底に真の統一があるかどうか」-『ザイスの学徒たち』における自然学
第9章:「新しい神話」としての『ハインリヒ・フォン・オフターディンゲン』
第10章:フリードリヒ・シュレーゲル『ルツィンデ』における「世界のための感覚」
第11章:クレメンス・ブレンターノ『ゴドヴィ』における「官能」と「狂気」
第12章:「なんと罪深い狂気だろう」-ボナヴェントゥーラ『夜警』における「狂気」のモチーフ
第13章:「世界のロマン化」から「世界史の最終章」へーノヴァーリス、ブレンターノ、クライストにおける「狂気」の表象
終章:ロマン主義的感性論と「フクシマ」
参考文献
主要人物索引
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