宮部みゆきのミステリーです。面白そうです。,名もなき毒を読んで最初の話に興味があり購入しました。確かドラマでは両方へ移行した感じでストーリー建てしていたような???,宮部みゆき作品はブレイブストーリー・英雄の書・刑事の子に続けての購入です。この作品のシリーズはテレビドラマ化されていますが、私は‘ペテロの葬列’の方しか観ておらず、その前の作品を一から読んでみようと購入しました。シリーズ第一作とあって、主人公と妻とのなれそめや、結婚して義父のグループ会社に入社するいきさつも綴られています。この小説では、1人の男性の死をきっかけに暴かれる、人間の裏の顔や悪意が描かれています。ミステリーとしては、連続殺人があるわけでもなく、派手なドンパチがあるわけでもなく、主人公も素人探偵みたいなものですから、ひっそりとしたものです。読み終わった後に残るのは、心の奥底に棘の刺さったような読後感でした。主人公が限りなく善良であるだけに、その他の人物の愚かしさ、悲しさが引き立ちます。特に印象に残ったのは主人公の義父で、登場場面こそ少ないものの、酸いも甘いも噛み分けているこの人物の存在がこの小説に重みを持たせていると思います。,ドラマの影響で購入! 名もなき毒(本)の前作で、ドラマでは前半の内容でした! 深キョンのポジションの役が最後に中途半端で終わるのがなんかすっきりしませんでしたが、人間の良いところ・嫌なところが入り混じってどろどろのような解決してるような…何ともいえないスリル感があったと思います( ゚Д゚),小泉孝太郎さん主演ドラマが始まるので読みたくなり買いました。ストーリーは「名もなき毒」に比べると淡々と進んでいくように思いました(もちろんそれでも面白い)。でも最後は人間の醜さというか悲しさというか、そんなものが露わになるところは正直やりきれない感じでしたし、主人公の気持ちを思うとつらかったです。これが宮部小説らしさという気もしますが。三部作の最後が待ち遠しいです。
レビュー(544件)
「誰か」です。
宮部みゆきのミステリーです。面白そうです。
名もなき毒を読んで最初の話に興味があり購入しました。確かドラマでは両方へ移行した感じでストーリー建てしていたような???
宮部作品ならではの読後感
宮部みゆき作品はブレイブストーリー・英雄の書・刑事の子に続けての購入です。この作品のシリーズはテレビドラマ化されていますが、私は‘ペテロの葬列’の方しか観ておらず、その前の作品を一から読んでみようと購入しました。シリーズ第一作とあって、主人公と妻とのなれそめや、結婚して義父のグループ会社に入社するいきさつも綴られています。この小説では、1人の男性の死をきっかけに暴かれる、人間の裏の顔や悪意が描かれています。ミステリーとしては、連続殺人があるわけでもなく、派手なドンパチがあるわけでもなく、主人公も素人探偵みたいなものですから、ひっそりとしたものです。読み終わった後に残るのは、心の奥底に棘の刺さったような読後感でした。主人公が限りなく善良であるだけに、その他の人物の愚かしさ、悲しさが引き立ちます。特に印象に残ったのは主人公の義父で、登場場面こそ少ないものの、酸いも甘いも噛み分けているこの人物の存在がこの小説に重みを持たせていると思います。
ドラマの影響で
ドラマの影響で購入! 名もなき毒(本)の前作で、ドラマでは前半の内容でした! 深キョンのポジションの役が最後に中途半端で終わるのがなんかすっきりしませんでしたが、人間の良いところ・嫌なところが入り混じってどろどろのような解決してるような…何ともいえないスリル感があったと思います( ゚Д゚)
ドラマの予習
小泉孝太郎さん主演ドラマが始まるので読みたくなり買いました。ストーリーは「名もなき毒」に比べると淡々と進んでいくように思いました(もちろんそれでも面白い)。でも最後は人間の醜さというか悲しさというか、そんなものが露わになるところは正直やりきれない感じでしたし、主人公の気持ちを思うとつらかったです。これが宮部小説らしさという気もしますが。三部作の最後が待ち遠しいです。