老子
発売日
: 1997年04月10日頃
著者／編集
: 金谷 治
出版社
: 講談社
価格
: 1,430
ISBN
: 9784061592780
- 19
- 4.26
『老子』は、『論語』とならぶ中国の代表的な古典である。その思想は、人間はその背後に広がる自然世界の万物のなかの一つであるという自然思想の立場をつらぬくことにある。したがって老子は、人間の知識と欲望が作りあげた文化や文明にたいして懐疑をいだき、鋭く批判する。無知無欲であれ、無為であれ、そして自然に帰って本来の自己を発見せよ、という。中国思想研究の第一人者が説く老子の精髄。
レビュー(19件)
程よい字の大きさです。現代語訳が先に来て、その後に漢文が来るのですが、その解説もわかりやすく要点が良くまとめられていると思います。私は孔子や孟子の考え方がしっくり来ますが、老子の言葉には現代でも用いられている有名な考え方やことわざがあり、とてもためになります。分厚くないので2日で読み終えます。
満足
本屋では中々見つからなかったので、購入書籍が決まっているものは、こちらで購入するのが一番。
会社の部下へプレゼント
主人の会社の部下への生き方のアドバイスとしてプレゼントに。
難解なものと思っていた老子が平易に訳されています。最初に加島祥造氏の「タオ」を読んでからこれを読むと、さらに老子の世界がわかりやすく近づいてゆけるような気がします。