【輸入盤】聖フローリアン修道院の室内楽 グナール・レツボール&アルス・アンティクヮ・アウストリア
: アウマン、フランツ・ヨゼフ(1728-1797)
レツボール再発見、自由で革新的な娯楽作品
聖フローリアンで活躍した知られざる作曲家アウマン
知られざるバロック音楽を積極的に紹介するレツボール、今回も注目作です。フランツ・ヨゼフ・アウマンは1728年にオーストリアのトライスマウアーに生まれ、ウィーンで音楽を学び、当時の重要な音楽家たちと出会いました。1753年に聖フローリアンに移り、数年後に司祭となり1797年に亡くなるまで修道院に仕えます。残された作品は決して多くなく室内楽は特に貴重。機会音楽として書かれた高度な娯楽作品であり、2本ずつ対になったヴァイオリンとヴィオラが生き生きと対等な会話を繰り広げたり、勇壮かつ神聖な雰囲気をトランペット(クラリーノ)とティンパニが盛り上げたり、輝かしいリコーダー(フラウテッロ)が協奏的に活躍したり、楽器の使い方も革新的にして自由。ハイドンを思わせる愉悦にあふれています。ときおり使われる民族音楽的な節回しも音楽に深みを与えています。
オーストリアの方言を用いた戯曲を多く書いたマウルス・リンデマイヤーによるテキストの声楽作品もユーモラス。後年、ブルックナーも注目したというアウマンの音楽が鮮やかに蘇ります。(輸入元情報)
【収録情報】
アウマン:
● パルティア ト長調(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオローネ)
● カッサティオ ニ長調(ヴァイオリン2、フラウテッロ、ヴィオラ、チェロ)
● カッサティオ ハ長調(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音)
● Die Hex(テキスト:マウルス・リンデマイヤー)
● ディヴェルティメント 変ロ長調(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオローネ)
● パルティア ハ長調(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、クラリーノ2、通奏低音、ティンパニ)
グナール・レツボール(ヴァイオリン、指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
録音時期:2021年5月5-8日
録音場所:聖フローリアン修道院
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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