【POD】ボブ・ディランとジョン・レノンでは世界を語れない
「切望ブルー、ピンクフォトグラフ、イエローラブ」に続く緒真坂の新作。中編2つ、掌小説1つを収録。「ロボットです」巨大な窓ふきロボットに起きたささやかな奇跡。ハートウォーミングな掌小説。「ボブ・ディランとジョン・レノンでは世界を語れない」ある日、ぼくは松崎から謎の美少女の写真を見せられた。「彼女の名前をおまえに調べてもらいたいのだ。おまえの彼女の女子高の生徒だろう?」ぼくの彼女、真夏はヲタクでモテない松崎を毛嫌いしている。ぼくは、真夏を通さずに、写真の超美少女の名前を調べようと決意する。ぼくとぼくの彼女と、松崎をめぐる物語。「十一月のスケープゴート」私は、私立女子高に勤める若い女子職員である。秘かにネットのコミックサイトでBL漫画を発表している。が、サイトの運営から、これ以上過激なエロ表現をしたいのなら、別サイトに移ってもらいたいとの勧告を受ける。そんなある日、奇妙な校内放送を耳にする。教員の有給休暇申請書や生徒の診断書、文集、部誌等を駆使して、調べ始めた私は、ある衝撃的な事実に辿りつく。最後に、私が出した答えとは。進学校の女子高校を舞台に展開する日常の謎ミステリ。
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