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十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、隠されるように存在する庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていたいとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだがーー。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描く児童文学の永遠の名作を新訳。
十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、隠されるように存在する庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていたいとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだがーー。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描く児童文学の永遠の名作を新訳。
レビュー(44件)
どの登場人物にもいまいち共感できず。読み通すのがつらいほどつまらなくはないが、ふーんという感じで特に感想もなく終わる。
秘密の花園
話はとても素敵なお話で大人も子どもにもオススメの作品です。 ただ、新品で買ったのに、ページに誰かの指紋が付いて汚れていました。それが残念でした。
少女(少年)気分で
バーネットの小説は、『小公女』『小公子』なども読んだことがありますが、この『秘密の花園』でもご多分に漏れず、少年少女の心に寄り添ったような作品が多いです。それを「ご都合主義」と言うのは簡単ですが、執筆当時の児童たちからの評判に合わせた形ということで、この作品もノスタルジーを引き立ててくれます。
なぜ子どもの頃に読まなかったのかと思うほど、子どもの頃に読んでいたらピュアな心にしみ込んだかもしれません。大人になって読みましたが、読むほどに引き込まれ、心に光がともるような作品でした。表装も素敵です。
子供の頃に読んだのですが、再度読んでみたくなって購入しました。 酒井駒子さんの絵が好きなので、表紙につられて選びました。 ゆっくりと読みたいと思います。