強迫症は本人の生活に支障をきたし、また、そのことを自分で責めたりしてしまうことも多く、とても苦しい病気である。家族や近くにいる人も、そのことで巻き込まれてしまうケースが多い。
本書では、「洗浄強迫」「確認強迫」「整理整頓型強迫」「想像型強迫」……などさまざまなタイプを提示しているので、いま困っている方は自分に合ったケースを見つけることができるだろう。
また、治療についても「ひたすら我慢する」「嫌なことをする」といった誤解のない理解を目指し、曝露に関して「どうして,普通の人がしないようなことまでするのですか?」「曝露と強迫観念に耐えることは違うのですか?」など臨床現場でよく聞かれるQ&Aも盛り込みながら解説する。
家族対応についても、知っておきたいことや家族の役割・心得などを詳細に記載している。
強迫症を理解するために有用な一書。
レビュー(5件)
ためになる!
強迫症患者です。 本書は、認知行動療法についてを中心に、強迫症に関する様々なことが書かれており、大変ためになりました。これほどにまで、詳しく書かれている本は、他に無いように思います。 ただ、誤字脱字が多かったこと、主治医の先生が言っていることと違うことが書かれており、混乱したことなどから、星を1つ減らしました。
今までの本の中で一番詳しくわかりやすく書かれていた本でした。私は確認強迫に悩まされ続けています。長年のクセがしみついてしまっているためかなり苦戦していますが、結局、不安になることに慣れることを毎日訓練しないと効果がないようです。本には確認しないことと書かれていますが、再確認はしてはいけないという解釈だと思います。それでもかなりキツイですが、そうしないと永遠治らないようなので頑張って毎日訓練続けていこうと思います。