“ハジメ”に至る零の物語。--これにて終幕。
ついに発動した解放者最終計画“変革の鐘”。
ミレディたちが紡いできた全ての絆が集結し、教会との未来を懸けた総力戦に挑む。
やがて決戦の趨勢が決し、遥か霊峰の頂きで、ミレディは世界へ万感の想いを叫ぶがーー。
『自由な意思とやらは、何を選ぶ?』
神の悪意が銀の流星と共に降り注ぐなか、魂を燃やして未来をつなぐ“抗う者たち”。
混沌に堕ちゆく世界で、七人の解放者が最後に選んだ結末とは……!?
『あなたたちの未来が、自由な意思の下にありますように』
“ハジメ”に至る零の物語。--これにて終幕。
レビュー(1件)
外伝シリーズ、ついに完結。 本編もアニメ化の第2期放送があり、書籍化の方では完結間近ということで、コミカライズ版も含めて両方を盛り上げていきたくてたまらない、という狙いが見えまくり。 さて、この外伝 = プリクエル物語の最大の肝はと言えば、 ついに終結した神代魔法の使い手7人が、いかにして敗れて、しかしなお屈せず、あの7大迷宮を作るまでに至ったのか が詳細に、納得のいく形で描かれているかどうか? だったわけですが、正直なところ、まぁ、ちょっと期待値を上げすぎちゃったかな?とw 分厚くなったストーリー部分は、使徒軍団との壮絶なバトル描写がひたすら(ちょい長め)続き、一時の勝利に湧き上がってからの、そこからの怒涛の急展開(悪い意味での逆転劇)が、少し… ぃゃ、かなり強引で唐突すぎたキライはあるかな、と。当巻の冒頭から、全体の9割ほどを占める最終決戦の描写を、あと2~3割減らして、残りをすべて 勝利したかと思っていたら実は苦渋の敗北を認めざるを得ず しかし、絶望的なまでにとことん追い詰められた主人公たちが、最後の最後まで死に物狂いに足掻き抜いて、何とかギリギリで一縷の望みをつなぐことに成功し、未来の開拓者(後継)たちに希望をつなぐ = 大迷宮を作り始める という描写にキッチリ丁寧に費やして欲しかったなぁ、と思わずにいられない。 最終バトルは派手に、微に入り細を穿つように長尺で描いてほしいという向きも多いのだろうと推測されますが、まぁそれは別に悪い事ではないので、「嫌いじゃないんだけどね~」とだけ言っておきたい。絶賛はできないけど、妥協はできる、て感じでしょうかw ともあれ、完結は完結。残念な部分はあれど、これはこれとして受け止め受け入れるしかなく。 もう先には本編の完結が待つのみ、となれば、最後まで付き合うしかないという心境。