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私は一級建築士兼模様替え作家として、約5000件以上の新築および中古住宅の設計や検査、内装や模様替えにかかわってきました。家具の配置、つまり家具レイアウトで悩む人は多く、日々の業務の中で、たくさんの人から相談があります。 中でも多い相談は、部屋にいるとイライラしてくつろげない、家が好きになれない、家を片付けられない、という悩みです。 なぜ、居心地の悪い部屋になってしまうのでしょうか? 部屋の居心地が悪いのは、間違った家具レイアウトや収納をしているからです。正しくない家具レイアウトをしているから、家が片付かず、物があふれてイライラしてしまうのです。 ところで、なぜ私たちは間違った家具レイアウトをしてしまうのでしょうか? それは、「キッチンの隣はダイニング」、というような一般的な固定観念に沿ってレイアウトしてしまっているからです。 しかし、暮らしやすい部屋を造るためには、自分の部屋に合ったレイアウトを考える必要があります。さらに、家族構成やライフスタイル、動線も考えなければなりません。 また、私たちの収納に対する意識にも、部屋が片付かなくなる原因があります。 私たちは、収納家具を買えば、部屋が片付くと思いがちです。そのため、手軽に購入できる100均の収納グッズや、安価なカラーボックスを安易に購入しがちです。 しかし、手近な100均収納やカラーボックスなどで安易に済ませようとすると、収納したいものが家具に納まらず、片付かないばかりか、収納家具がかえって邪魔になり、ますます狭く動きにくい部屋になってしまうのです。 そのため、家具のレイアウトに加えて収納家具の選定も、部屋の居心地の良さを決める重要なポイントとなります。まずは家具レイアウトの変更をしてみて、余力があればぜひ検討してみてください。
レビュー(24件)
部屋が変わる家具配置の秘訣が満載の一冊
この「家具配置のルール」は、初心者からインテリア好きまで幅広く楽しめる実用的な一冊です。部屋の広さや用途に応じた家具の配置方法がイラストや図解で丁寧に説明されており、とてもわかりやすいです。動線や視覚的なバランスを考慮したアドバイスは、実践するだけで部屋が驚くほど快適になります。自分らしい空間作りを学びたい人におすすめの一冊です!
こちらの本は、本当に模様替えの時の参考になります。親や兄弟にも家具の配置の見直し方を教えてあげられて役立ちました。
思ってた内容と違いました。ファミリー向けですね。勉強にはなります。
参考になりました
専門的なアドバイスもあり、役にたっています。ところどころ、写真もあると、良いと感じました。
住まいを考える新しいタイプの一冊
よくあるインテリア本とは異なり、現状の家具を活かして快適な住まい環境を得られるヒントが多く記載されていました。また、イラストが多くイメージしやすかった為、早速我が家でも実践する事が出来ました。 おうち時間が増えた今、あまり深く考えてこられなかった「家具配置」で快適な住まいを得られる新しいタイプの本だと思います。