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2024年5月、惜しまれつつ閉店ーー。伝説の書店をモデルにした、仕事と人生に効く「感動のノンフィクション&ノベル」! なんとなく社会人になった、出版取次の新入社員・大森理香。悩んでいた理香を上司が連れていったのは、わずか 10 坪しかない町の小さな書店だった。この書店の店主・小林由美子との出会いをきっかけに、理香の仕事と人生への考え方が少しずつ変わっていくーー。 店主と出版取次・新入社員との心温まる交流と成長ストーリー。文庫版は、書き下ろし「5年後、あの日の続き」(30ページ超)と解説(社納葉子・ライター)が加わりました。 「『そもそも、私は何で大阪支社なんですか? 何で営業なんですか。どうして大販に入ったかを書店の人にも言えない自分が、何でここにいるんですか? 私より向いている人間いっぱいいたはずです。何で私が大阪で、何で私が営業で、何でこの場所にいるのかがわからないです。教えてください』心にずっと溜まっていたものを一気に吐き出したら、涙がとめどなく溢れ出てしまった」(本書より) 『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』を改題し、再編集。
レビュー(52件)
文庫本化を待ちわびて
書店でのバイト経験があるので、書店で繰り広げられるお話に無条件にひかれます。まだ読んでいませんが、単行本のときに読みたいと思っていた作品ですので楽しみです。
心が突き動かされる一冊
ノンフィクション&ノベル作品ということで注目してましたが、タイトルに惹かれて購入。小林書店の由美子さんのお話には、自身の日常で活用できる言葉が沢山ありました。
予約注文でしたが発売と同時に配送されて満足です。