[商品について]
ー私という物語は、現実であり虚構でもあるー
ビアガーデンで起きた火事から逃れるために、ロボットである「Tの字」の中に魂だけ逃げ込んだ「私」。以来「空野元」という名の私はロボットの記憶と共に「Tの字」の中で生き、「私」のもとの体もまた「空野元」として存在し生きることになったーー心と体、内と外、現実と幻、交錯しもつれあう生の中で、想像と創造のダイナミズムが読者を幻想の世界へと誘う、繰り返し語られる運命の物語。
[担当からのコメント]
『Tの字:ロボットの中の魂のわたし』からはじまる「Tの字」の物語は、同じモチーフを持ちながらもそれぞれの「ゆらぎ」の中で異なる貌を見せていきます。前作とあわせ本作品をお楽しみいただければ嬉しく思います。
[著者略暦]
佐野俊治(さの・としはる)
1950年、静岡県富士市に生まれる。
『Tの字』『巨像ー私を生きる螺旋の物語』『地平線の太陽』『指を無くした右手』『幻想の方舟ー佐野俊治作品集』を株式会社22世紀アートから出版。
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