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■ロシア軍が北海道に侵攻。元自衛官の芥川賞作家による衝撃作 ロシア軍が北海道に上陸。 自衛隊の3尉・安達は敵を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく。 避難を拒む住民、届かない敵の情報、淡々と命令をこなす日々--。 そんな安達の“戦場”は姿を現したロシア軍によって地獄と化す。 軍事描写のあまりのリアルさに話題となり、 専門家をも唸らせた『小隊』に デビュー作『戦場のレビヤタン』を合本して文庫化。 「ブラックボックス」で第166回芥川賞を受賞、 元自衛官という異色の経歴をもつ作家が放つ、 衝撃の戦争小説3篇。 ■著者コメント 『小隊』を書いている時、私はある言葉だけは 絶対に使わないようにしようと決めていました。 その言葉は、それ自体が持つ重みに反して、 使えば使うほどに失われてしまう何かがある気がするのです。 その何かを、お読みいただくみなさまに感じていただければ幸いです。 ーー砂川文次 ■推薦コメント 「戦場」とはこうしたものか --小泉悠(東京大学専任講師) 「小隊」(第164回芥川賞候補) 「戦場のレビヤタン」(第160回芥川賞候補) 「市街戦」(第121回文學界新人賞受賞)
レビュー(49件)
何かとリアルな小説です。
作者が元自衛官だけあってリアルに描写されています。「市街戦」については、過去の体験が甦り涙が止まりませんでした。
自衛隊もし戦わば・・・
自衛隊は創設以来実戦経験がない。そんな自衛隊がもし戦うじたいになったら 自らも隊員だった作者がリアリティあふれるスト-リ-で問いかける一作です。
もっと背景があると思ってたので期待外れでした
注文の本5月11日正午受け取りました。なにも問題ありません。