坂田昌一に師事し、朝永振一郎に傾倒した物理学者のエッセイ選。湯川秀樹、ボーアのみならずさまざまな人との邂逅を洒脱なタッチで描き出す。
第I部 人・ひと・ひとあい
中谷先生の講演
文人墨客の交わりーー秀樹と宇吉郎
湯川先生の色紙
我ガホソ道ノ記
ヴォスの「駅長さん」
コペンハーゲンのクリスマス
ホントにホントの話
片仮名外来語雑感
Setsuji-ichimotsu soku fuchu
「かたち」と「なかみ」
ちかごろ思うこと
主題と変奏
戯論 ”柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺”考
緑の丘の風景ーー昔と今
パウゼの楽しみ
ハイゼンベルクと音楽
虚構と真実と
私の「二都物語」--金沢とコペンハーゲン
第II部 物理村の風景
物理法則の不思議
アイネクライネ ナハトフィジークーー冗談物理学入門
少年物理学
先生に叱られたことなど
その頃のこと
三先生コペンハーゲンに現るーー私の日記から
伏見先生の「ロンドンの一ヵ月」
理と文ーーあくまでも論理的に
創り出された自然像
朝永諧謔性とその周辺
ワーグナーとアインシュタイン
英雄の生涯
第III部 巨人ふたり
ニールス ボーアーーその志向と思想
一九六二年のバートランド ラッセル
第IV部 追想の人びと
金沢・ジュネーヴ・東京ーー大河千弘君との日々
「からたちの集い」をめぐってーー黒川正則君のこと
サラム教授のことども
藤堂とその妹
最期の日々
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