なんと、『体育館の殺人』の衝撃から10年!
平成のエラリー・クイーンは、短編もここまですごかった
本格ミステリ、SF、人気コミックのトリビュートまで、全8編
傑作「11文字の檻」(書き下ろし)収録
大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」、全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」、人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」、どんでん返しの切れ味鋭い「your name」、百合小説として評判となった「恋澤姉妹」などに、力作書き下ろし「11文字の檻」を加えた全8編。『体育館の殺人』で衝撃のデビューから10年、著者の集大成ともいえるノンシリーズ短編集。
■目次
「加速してゆく」
「噤ヶ森(つぐみがもり)の硝子(ガラス)屋敷」
「前髪は空を向いている」
「your name」
「飽くまで」
「クレープまでは終わらせない」
「恋澤姉妹」
「11文字の檻」
レビュー(114件)
いくつか良いものもある
作者も書いてるように、全体的に統一感のない短編集。 「11文字の檻」は好みで良かった。 「恋澤姉妹」みたいな作風も書けるんだな。良いと思う。 「硝子屋敷」は探偵のキャラが漫画チックで嫌い。こういうの好きな人っているんだろうかと常々不思議に思う。トリックは馬鹿ミスレベル。 「加速してゆく」はオチが弱いかな。 他の作品は印象に残らなかった。