神道文化の神髄を古式の神饌にみる
「宮座」と呼ばれる神社と関係の深い組織・集団が、通常の神社祭典では見られない特別に調理した神饌「特殊神饌」を供し、祭典後の直会で人々が食する伝統があります。この神饌に焦点を当て、その伝統が地域でどのように維持継承されているのか、またその品目や調理、供え方などの特色はどのようなものか、40年にわたる現地調査をもとに示すとともに、それぞれの変遷や地域ごとの相違と共通点を明らかにし、宮座の神饌から浮かび上がる神道文化を考察します。
第一章 宮座に伝わる「特殊神饌」の諸相
第二章 宮座における「特殊神饌」の位置
第三章 品目・調理・供え方に見る「特殊神饌」の特色
第四章 儀礼の場における「直会」と「儀式膳」
終 章 --まとめと今後の研究課題ーー
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