認知機能を含む知的機能の研究を進めてきた心理学は、認知症の理解と臨床実践で中心的な役割を果たす分野である。
本書では、認知症に関する実験心理学的・神経心理学的な理解から、心理学的臨床実践の基礎および事例を通した解説まで、心理職が押さえておくべきポイントがまとめられている。また、多職種連携の重要性と心理職の独自性・役割も述べられている。
公認心理師をはじめとした心理職が、認知症の支援において実力を発揮するために必読・必携の書である。
序章 認知症の心理実践へのいざない[大庭輝・佐藤眞一]
第1部 理論編
第1章 認知心理学と心のメカニズム[岩原昭彦]
第2章 脳から見た認知症の理解と神経心理学的アセスメント──アセスメントに必要な知識[鈴木則夫]
第3章 認知症への心理学的介入[藤田雄]
第2部 事例編
第4章 認知症高齢者への心理療法[花輪祐司]
第5章 認知症高齢者に対する応用行動分析学的介入[宮裕昭]
第6章 認知症と身体疾患[渡辺晋吾]
第7章 高齢者福祉領域での心理学的支援[桑田直弥]
第8章 認知症支援のアウトリーチ活動[松田千広・瀬川千尋]
第9章 認知活性化療法の理論と実践[植田裕吾・⼭中克夫]
第10章 認知症の認知リハビリテーション[松田修]
第11章 認知症高齢者の意思決定支援[加藤佑佳・成本迅]
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あとがき
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