熊谷守一の生涯と作品を年代を追ってまとめた評伝の大作。
諸文献に残された熊谷自身の言葉、著者が熊谷から直接聞いた話、熊谷とつながりのあった人たちの証言や同時代の評論をもとに、生涯を伝記的にたどり、作品を紹介する。
誰にも似ていない熊谷作品の独自性や新しさがどこにあるのか、その特徴はどのようにして生まれたのかを考える。
はじめに
生い立ちの前に
生い立ち
美術学校前後
入谷の五人男
樺太行き
《轢死》、《?燭》から帰郷まで
付知帰郷
同時代の画家たちの動向
二科会参加の頃
アトリエ新築前後
特別な年一九三八年
表現の転機
後進への助言
戦中、戦後の熊谷
戦後の制作
一九五九年、第一の頂点ーー熊谷様式の完成
パリ展、第二の頂点ーー西洋的・東洋的
身のまわりの生きものと日常の生活
最晩年の深化
すべて自画像
晩年の回想と作品
没後の評価
終わりに
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