「水を飲む人は、井戸を掘った人の恩を忘れない」
PHSを中国全土に普及させるためにキャスターを引きながら、各地に足を運び、現地の人のニーズを受け止めて、通信網を広げ、PHSを多くの人たちの生活の中に溶け込ませていかれました。現地での実体験に裏付けされた経験を凝縮して、中国という大きなマーケットとどう組み合えばよいのかーー日本企業の経営者にとって羅針盤になるような本に仕上げたいと思います。
隆盛を極める中国市場は日本から飛行機で数時間の距離にあります。しかし、巨大市場と日本企業との距離は近くはありません。それは距離の問題ではなく、日本企業の体質が現場のニーズに即していないからです。3時間のフライトを決定するのに2週間必要では、市場のニーズに即した対応などできるはずがありません。
「現場の問題は現場で解決する」考えを持つことが、今の日本企業に求められていることだと考えます。現場を長年にわたり歩き続けた山口会長の経験から打ち出されるマーケティング理論を孫氏を代表とする中国の思想家の言葉にそって説明して、今の中国市場を紐解きます。
第1章 中国にPHSを売り込め
第2章 エンジニアとして社会に飛び込む
第3章 どこまでも緻密な京セラの経営に驚く
第4章 わたしの人生を導いた稲盛さんの言葉
第5章 どうすればうまく中国とつき合えるのか
第6章 iAXが日本と中国をつなぐ
第7章 PHSという技術と中国市場
第8章 中国での市場を拡大する実地スキル
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