男というのは、どこまで鈍感な生き物なのだろう。世の熟年夫たちは、「夫婦は古いほど味が出る」と無邪気に考えている。妻が発してきた危機のサインを軽く受け流してきた結果が、目の前に突然差し出された離縁状である。「何を血迷ったか!」と叫んだときには、もう手遅れ。妻の意志は揺るがない。なぜ、こんなことになってしまったのかー。その理由を簡単に言えば、男女の違い。たいていの夫は、家族の幻想、夫婦の幻想を墓場まで引きずっていく。相手の真意を知ろうともしないから、妻が途中で変わってしまったのだと思いこむ。しかし、年老いてから捨てられて泣くのは、夫のほう。本書には、一日でも早く知るべき現実が書かれている。
レビュー(10件)
この著者の本は結構読んでいるが、本当に文章の上手な方だと思う。表現力も独特で、深刻なはずなのに思わず吹き出してしまうような表現も・・・おっぱい男とか・・・とっくにてんぷらを揚げなくなった私は夫の目につくところにこの本を置いてあるが、読んだ気配はない。そこだけが残念だ。
テンポ良く読めました。
この著者の本は初めて読むのですが、とても読み易いと感じました。情景が目に浮かぶような身近なエピソードが散りばめられていて、読んでいて笑える部分も多く痛快でした(私は女性なので)。男性が読んだら、まさか!と驚くか青ざめるか、信じられない話なのでしょうかね・・・。イマドキ男子には当てはまらない話なので、読むなら30代以上の保守的な男性にオススメですね。お父さんたちに是非ぜひ読んで欲しい。そしてもっと精神的に自立して、お母さんの人生を尊重してあげて欲しいです。
男性が読むべき本でしょうが、男性は読まないでしょうね。 たぶん、読んで自分の夫婦生活を振り返るのが怖いのではないでしょうか。 帯に書いてあった、妻が揚げ物をしなくなったら要注意、という文を読んで、どきりとしたら、読んでみるのもいいかもしれません。 ただ、対処法は、自分たちで考えないといけませんが。
多くの夫というものが、いかに妻の気持ちに鈍感かということがよく分かってしまいます。結婚する前、恋人同士の時から男性は女性の方の話の<内容>には実は興味がなかった、というのが衝撃的でした。 今までは男性は理論的で女性はそうでないから劣っているという、そういう感覚があったと思いますが、著者は女性は男性に比べてコミュニケーション能力が高くて、相手と喧嘩になりにくいので、ここをもっともっと評価するべきだと言っています。 男性は妻に離婚されると寿命が縮むので、妻の気持ちにもっと敏感になって注意してくださいという内容でした。