人事を尽くして天命を待つ。コロナ禍で効果的なワクチンや治療法を待つ私たちは、このような心境ではないでしょうか。でも、人事を尽くして精一杯に生きることができればいいのでしょうが、そうもいかないようです。コロナウイルスの感染拡大に伴って、「コロナ不安」「コロナストレス」「コロナうつ」といった新しい疾患が蔓延しています。さらにコロナ禍で、差別や偏見、誹謗中傷などの人間の脆弱性も露見されました。 本書はこれらの問題に対して、まったく新しいアプローチで取り組んでいます。そのアプローチとはミッショニングです。ミッショニングとは、夢をかなえる使命遂行支援であり、回復を喜ぶ復活支援でもあり、生きがいを見出だす命の使い道です。ミッショニングは「キャリア」「メンタルヘルス」「生きがい」の三分野で有効な行動科学であり、キャリアコンサルティングや心理カウンセリングという枠組みにとらわれない支援技法です。そして、コロナストレスが蔓延する現在は、心の疾病に有効な精神的なワクチンでもあります。 吉凶は糾える縄の如し コロナウイルスを契機として新しい日常と人生を送って、現在は忌まわしいと感じているかもしれないコロナウイルスを吉兆として認識できるように変えたい。これが本書の志です。ミッショニングはマイナスの出来事をプラスに解釈して生きるための理論と技法となっているので、「コロナのおかげ」で新しい人生が開けたと思えるようにミッショニングを活かしていくことを本書の使命とします。《本書の目次》第1部 コロナでわかった人間の脆さ 第1章 不安とストレス 第2章 差別と偏見 第3章 誹謗と中傷第2部 コロナとくらす人間の課題 第4章 つながること 第5章 やり抜くこと 第6章 信じること第3部 コロナのあとの人間の仕事 第7章 夢の実現 第8章 幸福の追究 第9章 天職の到来
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