◆本書では,「標準的エンド治療の理論」(いわゆる「グローバルスタンダード」)が有する盲点,欠点,問題点に言及し,それらを十分に考慮して構築された「下川エンド」の理論とテクニックを,「下川エンド」に取り組んで20年が経過した著者が,50の長期症例とともにビジュアルに解説しました.
◆「下川エンド」の高い成功率は,偶然に得られたものではなく,「下川エンド」の理論に則って行った根拠ある治療の結果であることを,ご自身で実践し,体感してみてください.
■■推薦の辞(一部抜粋)■■木村英生先生が,エンド治療に関するきわめて臨床的で実践的な書籍を書いた.ざっと目を通してみて,正直なところ驚いた.経過観察と資料が実に豊富なのである.
日常臨床で行ったエンド治療の症例の20年後を確認するためには,後に行う補綴処置がきわめて重要であり,しかも,治療歯の歯周環境がきわめて悪く,保存か,抜歯かに迷うようなケースでは,エンド,歯周,外科,矯正,補綴などあらゆる知識と技術が求められる.
筆者の症例をみてみると,単なるエンド治療だけではなく,歯根分割,逆根管充填,歯周外科,インプラント治療などさまざまな術式を駆使して長期的な保存へと導いている.本書は,単なるエンド治療の書籍としてとらえるのではなく,総合的な歯科治療のなかでエンド治療にどのように取り組めばよいかという見方をすれば,よりわかりやすいはずである.ぜひ明日からの臨床に役立てていただきたい.下川公一
第1編 エンド治療の実態
第2編 根管の分類と治療の実際 基本編
第3編 根管の分類と治療の実際 アドバンス編
第4編 これからのエンド治療に向けて
レビュー(0件)