壮大な〈世界システム論〉を唱えたウォーラーステイン(1930-2019)。資本主義をひとつの歴史的な社会システムとみなし、「中核/周辺」「ヘゲモニー」「帝国」「反システム運動」などの概念を用いて、その成立・機能・問題点を鋭く描き出す。現代世界を批判的に検討し、未来を展望するうえで示唆に富む一冊。
凡例
日本の読者へ
はじめに
史的システムとしての資本主義
1 万物の商品化──資本の生産
2 資本蓄積の政治学──利益獲得競争
3 真理はアヘンである──合理主義と合理化
4 結論──進歩と移行について
資本主義の文明
1 バランス・シート
2 将来の見通し
訳者あとがき
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