書籍を分類して解題目録を作る学問・目録学。分類の意味を知るためには学術史的知識が欠かせない。なぜなら目録学は、その時代毎の文化の体系化と批判の営みであったからである。本書では、木や竹、布に記録することを始めた古代中国から、紙や印刷術の発明とともに目録学がどのような発展を遂げてきたかが縦横自在に語られる。「中国の蔵書家たち」「中国のエディション」「紙の発明と後漢の学風」など、関連文章も収録。この分野において先駆的役割を果たした書であり、中国文化の知的背景を知るにあたって紐解かれるべき名著。解説 古勝隆一
中国目録学
一 書物の誕生
二 目録のはじまり
三 紙の発明と巻子本
四 分類の変遷
五 印刷術の発明
六 刊本の時代
七 蔵書家のすがた
八 類書の編纂
九 輯佚の学
十 校勘学の発達
中国の蔵書家たち
中国のエディション
総集の性質
唐代詩人の伝記資料
一 正史その他の伝記集
二 墓誌銘およびその他の文学的散文
三 随筆・雑記
四 参考書
紙の発明と後漢の学風
あとがき
解説(古勝隆一)
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