なかなか量があり、読み進めるのには時間がかかるけれども、文章は読みやすく作られている。著者がコンサルタントやコーチングなど幅広い知見と経験が裏付けられていることによるのではないかと思う。 ティール組織という、多様化と全体性という反対の質を統合する方向性がテーマながら、様々な企業のあり方が系統立てて分析されており、客観視しづらい自社のすがたを知的資産から掘り起こすのに視点にもなる。 情報量が充実しており、それでこの金額設定なのかはコスパがよい。,ティール組織とは、階層を持たず(従って上司や部下などおらず)、チームや構成員の仕事のことはチームや構成員自身が決め(上司や上層部で無く)、チーム内外で切磋琢磨するが競争はしない、といった新しい構造を持つ組織のこと。 本では上記「自主経営(セルフマネジメント)」のことだけではなく、ティール組織を成り立たせる要素としてあと2つ「全体性(ホールネス)」と「存在目的」についても述べられているが、それに関しては他の人に理解できるように説明することができない……この本読んだ方が早い。 従来型の「アンバー(上意下達が徹底されている階層的組織。官僚組織や軍隊など)」「オレンジ(階層を明確に維持しつつも実力によって上昇したり下降したりインセンティブやペナルティがあったりする組織。従来の企業など)」との比較で話が進められているので、わかりやすいし掴みやすい。 まだ全部読み切れてないがこの本に出会えて良かった。 自分の得てきた知見の方向性が間違ってないんだなということが明確に書籍として表現されているのはとても安心できるし、勇気が出る。 宗教的とか言われたりしているみたいだけど、そういう感覚が今後は必要なのでしょうよ。理屈や数値ばかりでなしに。 その宗教的な感じが先述の「全体性(ホールネス)」と「存在目的」に多分に関わっているのだが(特に全体性)、うまく言えないが頭で考える・思考することを一旦やめないと捉えづらいと思う。それには訓練が必要。 というわけで訓練してきます。,ありがとうございました。 大変丁寧に梱包してあり、配達も迅速でした。 またお世話になります。,ティールになるためにはどうするか? 事例を用いて説明があります。 直ぐには実行できませんが、10年後見越した内容としては読み応えありました,新たな組織像を描いたとても参考になる一冊でした。
レビュー(104件)
自らの組織の棚卸にやくだつ
なかなか量があり、読み進めるのには時間がかかるけれども、文章は読みやすく作られている。著者がコンサルタントやコーチングなど幅広い知見と経験が裏付けられていることによるのではないかと思う。 ティール組織という、多様化と全体性という反対の質を統合する方向性がテーマながら、様々な企業のあり方が系統立てて分析されており、客観視しづらい自社のすがたを知的資産から掘り起こすのに視点にもなる。 情報量が充実しており、それでこの金額設定なのかはコスパがよい。
ティール組織とは、階層を持たず(従って上司や部下などおらず)、チームや構成員の仕事のことはチームや構成員自身が決め(上司や上層部で無く)、チーム内外で切磋琢磨するが競争はしない、といった新しい構造を持つ組織のこと。 本では上記「自主経営(セルフマネジメント)」のことだけではなく、ティール組織を成り立たせる要素としてあと2つ「全体性(ホールネス)」と「存在目的」についても述べられているが、それに関しては他の人に理解できるように説明することができない……この本読んだ方が早い。 従来型の「アンバー(上意下達が徹底されている階層的組織。官僚組織や軍隊など)」「オレンジ(階層を明確に維持しつつも実力によって上昇したり下降したりインセンティブやペナルティがあったりする組織。従来の企業など)」との比較で話が進められているので、わかりやすいし掴みやすい。 まだ全部読み切れてないがこの本に出会えて良かった。 自分の得てきた知見の方向性が間違ってないんだなということが明確に書籍として表現されているのはとても安心できるし、勇気が出る。 宗教的とか言われたりしているみたいだけど、そういう感覚が今後は必要なのでしょうよ。理屈や数値ばかりでなしに。 その宗教的な感じが先述の「全体性(ホールネス)」と「存在目的」に多分に関わっているのだが(特に全体性)、うまく言えないが頭で考える・思考することを一旦やめないと捉えづらいと思う。それには訓練が必要。 というわけで訓練してきます。
ありがとうございました。 大変丁寧に梱包してあり、配達も迅速でした。 またお世話になります。
今流行りのティール
ティールになるためにはどうするか? 事例を用いて説明があります。 直ぐには実行できませんが、10年後見越した内容としては読み応えありました
新たな組織像を描いたとても参考になる一冊でした。