約130年ぶりに江戸の町をおとずれた白狐魔丸は、大泥棒・鼠小僧次郎吉と出会う。盗んだ小判を町屋の屋根からばらまくことで知られた鼠小僧だったが、それはにせ者のしわざだった。にせ者のことが気にくわない吉野の狐・雅姫に命じられ、白狐魔丸はその正体を追うが……。
為一と名乗る画家・葛飾北斎との旅に同行したのち、白狐魔丸は仙人のすすめで大坂へと向かう。そこで出会ったのは、白い狐の面をつけた盗賊と、それを追う与力・大塩格之助。格之助の父・大塩平八郎は、凶作が続き、飢饉に苦しむ民を救おうとしない幕府や奉行所に怒り、反乱を企てていたーー。
時代をこえて生きる狐・白狐魔丸の目をとおして、人間社会の不条理を見つめる。鼠小僧や葛飾北斎、大塩平八郎など、虹のように多様であざやかな登場人物たちに彩られる、大好評・歴史ファンタジー第7弾。
レビュー(10件)
シリーズで全部読んでます 今回のお話は鼠小僧、いつも歴史上の人物が出てきて興味深いのだけど 鼠小僧よりもうちょっとほかのヒトがよかったかな・・・ (北斎や大塩平八郎etcも出てきますが) 斉藤洋サンの本はどれも読みやすく かつ とても面白いです 小学生の男のコとか 本に興味ないコでも スラスラ読めて夢中になれます (もちろん女のコも) そして大人が読んでもかなり面白いので 家族で読んで感想を話し合ったりできると思います 読書感想文とかにもオススメ が 次が出るのがメチャメチャゆっくりなので 小学校だった子どもはもう大学生です お話は1冊で完結するので 読むのに支障はないけど 次はいつかなぁ当分先だろうなぁとちょっとサミシクなります