ルーベンス、バロッチ、ウェイン、歌川国芳、鈴木春信、卞相璧、ルノワール、ボナールなど、こよなく猫を愛した画家たち。猫が彼らの人生と画業に与えた多大な影響、貴重な生命の響き合い……。まさしく「猫」は「描」かれるべき存在だった! 美術史における猫絵の変容、キリスト教と猫の関係なども踏まえ、それぞれの作品が描かれた背景を濃やかに解き明かす美術エッセイ。奥深い蘊蓄を軽やかに綴った、爽快かつスリリングな物語。
オールカラーで80の名画を紹介 !
1 『受胎告知』に猫がいる! 泰西名画の猫探しーールーベンス、ビア、ガロファロ、ロット、バロッチ
2 生きた、愛した、描いた。猫に殉じた男ーールイス・ウェイン
3 ええじゃないか! 猫づくしの大奮闘ーー歌川国芳
4 江戸流も韓流も、東アジアは猫だらけーー鈴木春信、歌川広重、卞相璧
5 二十二匹の猫が大集合!『吾輩は猫である』の秘密ーー橋口五葉、中村不折、浅井忠、そして夏目漱石
6 「史上最強の猫絵!」スウィート・ホームには猫がよく似合うーーピエール=オーギュスト・ルノワール
7 猫は「超家族」! あなたなしには生きられないーーピエール・ボナール
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